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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
351/4315

ノリツッコミホン。

 いつものバス停にて――


「んんぅ!!」

 イブキがスマホのニュ~すアプリでテクノロジ系の情報を読みながら、そんな声を上げる。


「ちょっと、これこれ――」

 興奮した様子で月夜の肩を叩こうとした手は『スカ』っといい音をたたて空を切る!


「なに? どったの?」

 イブキの行動を読み半歩だけ身をズラした月夜がカロリ~メイトをポリポリしながら問い返した。


「ぬうぅ……月夜がウデをあげた……」

 イブキがそう呟く。


「ん?」


「いや、なんでもないよ月夜。それよりこれみてよぉ~ツリかもしんないケド、おもしろいネタみっけたよ」

そういうとイブキは自分のスマホのホ〜ムボタンを長押しして音声対話プログラム――Siriを呼び出し、


「おれのともだちでてこいSiriちゃん」

イブキが人気ゲ〜ムの主人公のセリフをスマホに向かって言う。


『おれっち、ともだち……AppleWatch? ちょっと私は妖怪ではありませんよ!』

と表示された。


「なにこれっ⁉︎」


「スゴイでしょ!」

イブキがそういってないムネを張る。


「……スゴイけど……こんだけ?」


「うん。こんだけ」

いつもと変わらない朝の日常だった。

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