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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
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もえしちゅ。

いつものバス停にて――


「いまどきの女子中高生は『壁ドンっ!』よりも『頭ポンポン』のがトキメキ」

月夜が最近の中高生コラムを見ていると、そんな記事がめにとまった。


「イブキさんは『ポンポン』はヤダな〜」


「そ〜なの?」


「うん。なんかコドモあつかいされてるっぽいし、ちっこい、ちっこいいわれてるきがするモン」


「そ〜なんだ……」

と言いつつイブキの頭をポンポンと叩く。


「……イブキさんがおっきくなれないのは月夜のせ〜のよ〜なきがしてきた……」


「や〜ね。きのせいよ……ウチは頭ポンポンされてみたいケド……」


「月夜にけどられるコトなくそんなコトできんのスネ〜クぐらいだよっ!」

頭ポンポンされ腹いせそんな事を言うイブキだった。

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