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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
340/4312

どりょく。

 いつものバス停にて――


「おぉ!」

 イブキがスマホでネットニュ~スを漁ってると、そんな声を上げ目を『キラ~ン!』と輝かせる。


「月夜これみてよっ! これ、これ!!」

 イブキが興奮した様子で隣で『ガストのフレンチト~ストが食べ放題!』という記事を読んでいた月夜の肩を『バンバカ!』と叩く。


「痛い! 痛いって!」

 月夜が叩かれた肩うぃ押さえながら、


「――で、ど~したの?」

 月夜がいまだ興奮ぎみのイブキから距離を取るように移動すると、そう聞き返す。


「モテるためにドリョクしてるオンナのコはイイっておもうオトコのヒトが80パ~セントもいるんだって! これはイブキさんのジダイがくるのもジカンのモンダイだネ!!」

 イブキがそんな出所も内容も如何わしい記事が映しだされたスマホを掲げながらそんな事を言う。


「ふ~ん……。でも――」

 月夜は自分のスマホを見せながら、


「世の男性の8割は貧乳より(どちらかといえば派含む)巨乳がイイって思ってるらしいよ」


「!!!」

 イブキの背後に『ガァ~ン!』という大文字が視える程、ショックを受けながら、


「うぅ……イブキさんのジダイがと~のいた……」

 泣きながらそう呟くイブキ――イブキの時代はいつ来るのだろうか?

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