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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
339/4316

しゅ~かつ。

 いつものバス停にて――


「なんか今日は就活関係の情報が多いな……」

 月夜がスマホのニュ~スアプリでいろんなニュ~スを漁りながら、ポツリと呟く。


「そりゃ~。そ~いうキセツだからなんじゃない?」

 と、イブキも軽く応じる。


「面接でこんな事聞かれるとか、某有名社長は『履歴書が手書きの奴は採用候補にもならない』とか――企業側は応募者のこんなとこをみている! とかって話しが多い」


「へぇ~」


「あなたの短所を教えてください。ってゆ~定番のモノから『自分を電化製品』に例えてくださいとかって聞かれる事もあるんだってさ~」


「デンカセ~ヒンかぁ……」

 イブキが意味深顔で呟く。


「ん? なにか想像した?」


「うん。イブキさんはペッパ~かなって」

 と、イブキが今流行りのロボットの名前を挙げる。


「あぁ! 確かに――」

 月夜がイブキのムネを見ながら、得心がいったというよ~に声を上げる。


「でしょ! あんまりやくたたないケド、ばをなごませたりするマスコットてきな――」


「あっ! そ~いう意味だったのっ!? ウチは胸にモニタ~付いてて真っ平ってトコが似てるからだと思った」


「ぎゃふん!」

 月夜の言葉に轟沈するイブキだった。

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