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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
333/4327

もも。

 いつものバス停にて――


「そういえば――」

 イブキがふと何かを思い出したように呟く。


「ん?」


「そういえば、キョ~ってひなまつりだね」


「あぁ――そういえば」

 女の子のイベントのハズなのに妙に他人事のように言う二人。


「月夜んちはニンギョ~とかかざんの?」


「ウチ? ウチは毎年飾ってたけど高校生になってからはやってないかな~」


「そうなんだ」


「もともとは大人の女性も参加するイベントだったから、別に飾ってもいいんだけど……片づけるのメンドウだしぃ~……」


「あぁ~……テイネ~にあつかえわないとダメだしネ。でも、そっか、そっか。月夜んトコはなんもやってないんだ~」


「あっ! 白酒飲んで雛アラレ食べて、菱餅も食べてるよ」


「……たべものケ~はキッチリやんだネ」

 少しあきれぎみに呟くイブキだった。

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