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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
321/4311

さるべ〜じ。

いつものバス停にて――


「きの〜さ――」

イブキが若干落ち込みぎみに話しだす。


「きの〜さ――ゴハンつくりながら、ほんよんでたんだけど……」


「ヘェ〜。片手間にそんな事やってんだ」


「うん〜。でさ〜おゆわかしてるときにテがすべちゃって……」


「あちゃ〜! 鍋のなかにボッチャン?」


「そそ。まだヌルマゆて〜どだったからひろいあげたんだけど……」


「そ〜いう時はネ。ジップロックにいれて冷凍庫にいれておくといいよ」


「そうなんだっ⁉︎」


「うん」


「わかった。かえったらやってみる――あっ! でも、おおきめのタブレットだからはいるかな〜?」


「ウチが言ってるのは紙の本が濡れた場合ね」

結局、タブレットは完全に死んでました。

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