せ~かくなゆれ。
いつものバス停にて――
「ねぇ、ねぇ――月夜」
「ん~?」
イブキがスマホ片手に話しかけてくるのを、カロリ~メイトをサクサクかじりつつ応える。
「おっぱいゆらして」
ポト。
カロリ~メイトが地面に落ちる音が拾えるほどの静寂。
「……いや」
しばらくした後、短くそう言って地面に落ちたカロリ~メイトを拾い――少し迷った後、紙にくるんでカバンに入れる。
「え~。いいじゃん」
「や~よ。なんでそんな変な事しなきゃなんないのっ!?」
「う~んとね。がいこくでゲ~ムキャラのムネがふしぜんにユレまくってシュウチュ~できないから、げんじつてきなヒョ~ゲンになおすべきとギロンしてんだってさ」
「ふ~ん……それがなんでウチにそんな事させよ~って思った」
「だって、イブキさんのムネユレないし」
「あぁ。ユレるほどないもんネ」
「うっ! そ、そんなヒドいコトいわなくてもイイじゃん!!」
イブキが手をグ~にして月夜へポカポカと叩き始める。
「ごめん、ごめん」
さして力も籠っておらず笑いながら叩かれ続ける月夜。
「じゃ、チチユレド~ガとらせて」
「それは断る!」
その一瞬だけは両者とも真剣勝負だった。
12件目のブックマーク登録してくれた方、ありがとうございます。すぐにぞ~かんの執筆を開始しますので、少々お待ちを。
……これ26日UP予定でした……なぜか日にちを間違えて25日のやつUP後の一時間にUPされちゃいました……くっ! もう1本書きます! 私、一日に300ペ~ジ書けますから!(280頁没だったけど)
と、ゆ~ワケで盛大な自爆をしてしまい。26日はぞ~かんGo→通常作という順番になります。
UP予定時間はいつも通り 午後4時10分! まいにち死闘(4:10)とおぼえてください。




