あ~るてぃ。
いつものバス停にて――
「うわっ!」
イブキがスマホでおもしろニュ~スを見ながら、そんな声を洩らす。
「へぇ~湯豆腐には醤油以外にも麺つゆなんかも合うんだ」
月夜がグルメ系ニュ~スを見ながら、そんな事を呟く。
「もう、月夜はたべるコトばっかし……そんなば~あいじゃないんだよ!」
「そんな事て湯豆腐おいしいじゃん! 簡単だし、お豆腐と昆布と土鍋さえあればできるるし」
「そ、そ~だけどさ……」
「でしょ! 美味しいは正義なんだから!!」
そういって立派な胸をはる月夜。
「――で、なんなの?」
言いたい事だけ言い終えると一転してそう聞いてくる月夜。
「ん? え~っと……なんだっけ? わすれちゃった」
「スマホ画面みればわかるじゃないの?」
そういってイブキの大型スマホを覗き込む月夜。
「えっと……Twitterで1RTにつき5Km走る――と、呟いたら9346RTもきて4万6千730Kmも走らないといけなくなったんだ!?」
「あっ! そうそうカワイソ~だよね!! 4マンキロって? にほんいっしゅ~ぐらいだよね?」
「違う! 違うよイブキ!! 地球一周が約4万キロだから、地球一周するよりも走らないとダメって事だよっ!!!」
「チキュ~いっしゅ~すんの!! うらやましい!!!」
イブキのアホな回答に唖然とする月夜だった。
自分もむかし1RTで1話UPしよ~かなって思ってた頃があり、とても他人とは思えませんでした!




