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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
255/4294

おーくしょん。

いつものバス停にて――


「みてみて。きねんSuicaが100オクエンだって〜」

イブキがヤフオクを見ながら、

「そんなの誰も入札しないでしょ」

「それがもう60ケンもはいってるよ〜」

「100億円かぁ〜……」

「カップやきそばも3マンエンでうってるよ〜」

「あ〜。虫混入で回収騒ぎになって今売ってないからね〜」

「そんなんでもかうヒトいるんだね」

「ほら、好きな人は食べられないと思うと、無性に食べたくなる味だからさ」

「ふ〜ん……いえにかいおきあったらひともうけできそ……」

「そういえば……家に10カップほど買い置きが……C87も近いし……ここは軍資金を……」

「月夜?」

「ハっ⁉︎」

「ど〜したの?」

「ナンデモナイデアリンス」

「どしたの? ことばづかいヘンだよ」

「な、なんでもないわよ!」

後日、10個のカップやきそばが出品された事をイブキは知らない。

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