りそ〜とげんじつ。
いつものバス停にて――
「はぁ……」
月夜が嘆息する。
「どったの? 月夜、おなかすいたの?」
「違うわよ」
「じゃ、ついにライシュ〜までせまったクリスマスにアセりを――」
「それも違う。――ってか、それを騒いでたのはイブキでしょ」
「うん……なんか……もう……ことしはムリかな〜みたいな? せまりくるキョ〜イにたいしてできコトはシコ〜テイシとカクゴだけなんだな〜……」
「毎年あるクリスマスでそこまで悟るって……」
月夜がイブキの深い考えに感銘受ける。
「――で、なんでおちこんでんの?」
「う〜ん……昨日さネット通販でコ〜ト買ったんだけど……思ったのとちょっと違って、結構高かったのもあって……」
「なるほど、なるほど」
「別に買う前に見た画像と違うワケじゃないんだけど、なんか違うんだよね……」
「わかる、わかる。イブキさんもセクシ〜なふくかったんだケド、カガミのまえにいたのはキフクのないズド〜んとしたタイケ〜のセ〜ブツだったもん」
「ハっ⁉︎ そうか‼︎ 着てた人、モデルのスペックが高いんだっ!」
「……月夜。なんでそのケツロンにたっしたのかセツメ〜してくれる?」
服や靴の通販、なぜか何度も失敗しますよね?




