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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
243/4295

しめには。

いつものバス停にて――


「きょうもナベにしよっかな〜」

イブキポチポチと献立アプリを操作しながら、そんなコトを呟く。

「このまえはゲッタ〜だったし、こんどはカキにしよ〜かな?」

「ねぇ――」

「ん〜?」

「前も言ってたけど、ゲッタ〜ってなに?」

「ん〜とね……ナベを――あ! それよりもさぁ〜」

イブキが話しの途中でいかにも思い出したといわんばかりのリアクションで、

「月夜はナベのサイゴはゴハンいれる? それともウドン?」

「え! ウチはゴハンいれて雑炊にするのはいいかな〜」

「だよね、だよね」

「でも、その後にうどんいれちゃうかな」

「え〜リョウホ〜? もうどっちかにしてくんないとはなしがすすまないじゃんか――ブツブツ」

そう言ってプリプリ怒りだしたイブキを見ながら、ゲッタ〜鍋ってなんだろ〜? と思う月夜だった。

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