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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
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わだい。

いつものバス停にて――


「う〜さむさむずずぅ〜」

「今日は寒いねズズゥ〜」

曇天にたちこめる朝靄の二人はホットドリンクで寒さを誤魔化す。

「……………………ズズゥ……………………」

「……ずず………………………………ずず」

しばらくホットドリンクを飲む音だけ支配する。

「月夜」

「ん〜?」

沈黙に耐えかねたのかイブキが月夜に話しかける。

「なんか、おもしろいはなししてよ」

「え〜! この寒い中で手袋とってスマホイジるの?」

「月夜がスベらないジシンがあるならスマホなしでも」

「そんなにしっかりした話し作んないとダメなのっ⁉︎」

「う〜ん……たのしくてわらえて、サイゴにちょぴりカンド〜できたらいいかな」

「……それができたら世の作家は苦しまないと思うよ」

月夜のため息混じりに真っ白な息を吐きだした。

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