りゅ~こ~ご。
いつものバス停にて――
「2014年女子中高生の流行語大賞?」
月夜ガスマホでティ~ンズ系ニュ~スを見ていると、そんな記事が目にとまり、開いてみた。
「へぇ~。リュ~コ~ゴタイショ~はしってるケド、そんなモンまであるんだ」
「そ~みたい。ウチらと同世代だから、聞いた事あるやつも多いかもね」
「マシュマロ月夜はいってるかな~」
「マシュマロ女子はるかもしれないけど、それはないだろ!」
「ねね、どんなのがはいってんの?」
イブキが急かす。
「待ってね。10位は『微レ存』」
「あ~そんなんはいってんだ」
「まえからあったし、なんで今年になってから~って感はあるね。9位は『TOKIO力』?」
「ムジント~かいたくとかしてるもんね」
「ほかにも5位に『もしかしてだけど~』とか」
「そんなんもはいってんだ~」
「あとは6位の『KS(既読スル~)』とか、3位の『ゲラゲラポ~』なんかもあるね」
「お~! あのヨ~カイのやついっかいきくとみみにのこるもんね~」
「2位の『レリゴ~』とかはちょっとなつかしいね」
「アナユキのか~はやったもんね。いちばんはなんなの?」
「1位は『ダメよ~ダメダメ』だって」
「それがいちばんなんだ」
「女子中高生ってお笑い好きなのかもね」
ランキングを見ながら意外そうに呟く月夜だった。




