表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
222/4293

かばん。

いつものバス停にて――


「ふんふんふん――」

イブキが鼻歌を奏でながら、タオルにシュシュとオ〜デコロンを吹き付けている。

「なんか妙に上機嫌じゃん。なんかあったの?」

月夜がシャクシャクと妙な咀嚼音のする中華マンを食べながらイブキに問いかける。

「ふっふっふっふっふっふっ――これみてよ、って月夜なにたべてんの? すっごいクリ〜ムシチュ〜匂いするケド」

「ん? キノコクリ〜ムまん。シャキシャキの歯ごたえに甘いクリ〜ムがおいしい、お勧めのやつだよ」

「へぇ〜。すてま?」

「違う……マイブ〜ムなだけ。それより『女の子がバッグの中にいれてるとモテる品』この記事なに?」

「このなかにイイにおいのするタオルをいれてると、トキメクってだんしがおおいからイブキさんもジッセンしてんだよ!」

ものすごいドヤ顔で言い切るイブキに、

「でも、そのタオル、コロンかけ過ぎで臭いよ。たぶん男子も嫌がると思うよ」

月夜がバッサリ斬り捨てた!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ