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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
203/4292

ぎょ~じ。

 いつものバス停にて――


「学生時代に一番イヤだった学校行事――やっぱし1位はマラソン大会かぁ~」

 月夜がヒマつぶしにニュ~スアプリで雑記をよんでいると、そんな記事を見つけた。

「まあ。ありがちちゃ、ありがちだね~」

 月夜の呟きにイブキが応え。

「よく聞く話しだしね」

「イブキさんはそれほどキライじゃないケド」

「そうなんだ? そ~いえばなんだかんだでイブキっていつも10番目までには絶対入ってるモンね」

「とくにねらってるワケじゃないけど、なんとなくそらみながらはしってるとおわってるみたいな」

「無心!? 結構すごいことをへ~ぜんとしてんのね」

「そ~いうのじゃないけど、なんだろ? かえったらあれしよ~これしよ~っておもってるだけ」

「へぇ~」

「月夜もマラソンキライなの?」

「ウチ? ウチは~そこまで嫌いじゃないかな、もちろんほかの球技大会や体育祭に比べたら嫌だけど」

「なるほど」

「イブキはなんか嫌いな学校行事ないの?」

「イブキさんス~ガクやエ~ゴ、コクゴ、カガクなんかのジュギョ~がキライ!」

「それなくなったら、もはや学校じゃないからっ!!」

 どこまでもブレないイブキだった。

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