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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
201/4291

おそろいコ〜デ。

いつものバス停にて――


「お揃いコ〜デかぁ〜」

月夜がいつも通りスマホでオシャレ系情報を見ていると、『JKとJDの8割強は友達とお揃いのコ〜ディネイトを楽しんでいる』という記事をみた月夜は――

「ん? ど〜したの?」

月夜の視線に気付いたイブキそんな応えを返す。

「いや……イブキとウチどっちも似合う服ってどんなやつかな〜って思って――」

「うん? 月夜とイブキさんってまったくタイプちがうし、おんなじフクソ〜したどっちかがにあわなくんるんじゃない?」

「そっか〜そうだよね。イブキって動き易いパンツ系好きだしね」

「月夜はわりとロシュツしてもいいほ~だもんネ」

「イブキはいっつも底上げブラだし」

「月夜はショ~ブフクのコトをたべほ~だいのときにきるフクだとおもってたもんネ」

「イブキ靴って全部上げ底だしね」

「月夜の下着――」

 そのあとも互いに数々の言葉を交わした後――


「お揃い無理そうだね……」

「だね……」

なぜかお互い傷ついただけの話題だった。

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