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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
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ばいきんぐ。

 いつものバス停にて――


「月夜ってさ~」

 月夜がオシャレニュ~スを見ながら『つけ襟コ~デ』はないかな~とボンヤリと考えているとイブキが話しかけてきた。

「月夜ってたべほ~だいとかバイキングとかいったときになんかセンリャクとかあんの?」

「戦略?」

「そそ。ぜんじつに3ショクぬいちゃうとか――そ~いうかんじのやつ」

「う~ん……あんまり意識してないかな~……」

「あ~そうなんだ」

「うん。高い物から優先して食べるとか、粉物やス~プ類はあとにしておくとか、食後の事考えて体型のわかりにくい服でいく事も重要だけど、それは事前準備だし、まず薄味から攻めるのなんて常識でしょ? たべた事のない物を少量づつ盛り付けて気に入った物を探すのは結構楽しいけど――ああ、あと水分はなるべくとらないように心がけたりとか――」

「あんましてないってワリにすっごいスラスラでてきたよ……」

「あとイブキ」

「ん?」

「さっき前日にごはん抜くって言ってたけど、それは逆に胃を委縮させて――」

「はいはい。わかった、わかった」

「もういいの? まだ半分ぐらいしか言ってないのに……」

「月夜がじゅ~ぶんもととってそ~でよかったよ」

 イブキはそういうので精一杯だった。

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