表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
181/4290

あきばて。

いつものバス停にて――


「夏の過ごしかた原因で起こる秋バテに注意――だってさイブキ」

「そんなジカンサくるモンなの? イブキさんわかいからキンニクツゥ〜とかも2ジカンゴにくるよ!」

イブキがドヤ顔で二本の指を立てて言い切った。

「う〜んとね……夏場に冷房の効いたとこでアイスなどを食べ過ぎた場合とか――」

「うっ!」

イブキの脳裏に夏休み中の光景――冷房の効いたリビングの真ん中に大の字でひっくり返って扇風機の風に当たりながたアイスを口に入れスマホゲ〜ムしていた自身の姿が浮かぶ――ちなみに服装はそのまま外出できる格好ではないとだけ言っておこう。

「次は直近の原因で秋は昼と夜の温度差の影響で自律神経の乱れやすい時期。夏場にキンキンに冷えた部屋にいた人や猛暑の中から冷房効きすぎた部屋に戻ってくる事が多い人は注意!」

「そ〜いう夏はあついのにませてシゼンのままに〜とかロハスシコ〜するなら秋のはじめにちょっとダルだけのがまだマシかな〜」

「全否定! まさかの全否定‼︎」

「だって夏のあついなかですずしくしてたべるアイスはおいしいよ! 夏休みの一月半をレ〜ボ〜ぬきですごすぐらいなら、秋の2、3シュ〜カンをダラダラすごすほ〜がキカンもみじかくていいじゃん! つまり秋バテはジンルイがシンカしてえてあたらし〜秋のスタイルなんだよっ‼︎」

なにかを悟った表情でそう力説するイブキに月夜はなにも言えなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ