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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
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ぴざ。

いつものバス停にて――


「ピザの具で絶対にいらいない物一位はパインなんだ」

月夜いつも通りグルメ情報を流し読みしているとそんな記事が目に止まった。

「ピザにパイナップルなんてのせる?」

横でイブキが不思議そうに小首を傾げる。

「乗ってるとこもあるよ。ハワイアンピザやってるとことか」

「あ〜でもさぁ〜オ〜ソドックスなのがいちばんじゃない?」

「まあね。ピザって配達してもらうと高いしね」

「イブキさんはじぶんでキジつくってオ〜ブンでやいたりするよ」

月夜がなにかをおもいついたように手の平を叩くと――

「これからピザ食べたくなったら電話するねイブキ」

「……はこばないし、ザイリョ〜ひセイキュ〜するケドいい?」

シビアにそう返すイブキだった。

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