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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
174/4291

いくせ〜

いつものバス停にて――


「スマホアプリで女子高生を育成⁉︎」

月夜が読み上げた記事に――

「JKのイクセ〜ってムリだよね」

「そ〜ね。基本猛獣だしね」

「イクセ〜しじとギャクのコトするからネ」

「オシャレもお金かかるしね〜」

「ベンキョ〜のしじきてもゼッタイやんない!」

「テスト前じゃなければしないね〜」

「イブキさんはテストまえでもしな〜い。ブレないのがモット〜なので」

「そこはブレとこ」

「そんなテのつけられないのはスマホにすむなんて――ウィルスのがマシかもね〜」

「なんの罰ゲ〜ムかよって感じだよね〜」

「そもそもエサやっとけばカッテにそだつモンだし〜」

「これだけ育成計画立てづらい個体もないよね〜」

「ま〜――」

「なんにしても――」



「「JKの保護者はタイヘン~」」

 自分達の事を棚上げしてそう言う二人だった。

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