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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
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モテないシュミ。

いつものバス停にて――


「男性がガッカリする女子の趣味――で、一位がオタク系アニメだって」

めずらしく月夜が情報系アプリで恋愛ニュースをみて言う。

「へ〜そうなんだ。でもさ――」

「ん?」

「オタクけ〜ってどういうの?」

イブキが小首を傾げ問う。

「う〜ん……なんとなくだけど深夜帯にやってるやつじゃない?「

「あ〜なる。じゃ、月夜アウトだね」

「へ? なんでウチ?」

「ほら、このまえスイエ〜のやつハマってたじゃん」

「あ〜……」

「アウトでしょ?」

「アウトだね……」

月夜のダメな趣味はそこじゃない気がするがきづかない二人だった。

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