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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
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だいえっと。

いつものバス停にて――


「ラクしてやせるホ〜ホ〜?」

イブキが愛読している美容ニュ〜スの中でそんな記事をみつける。

「痩せるってイブキ、ダイエットしてたっけ?」

「ううん。イブキさんじゃなくて月夜がマシュマロになったときのために――」

そういってイブキは月夜の体型を観察する。

「ウチ食べても体型変わんない体質っぽいんだよね」

「そ〜だよね。あっ! でもセンシュ〜おっぱいおっきくなってたじゃん! ズルいよ‼︎」

「ズルいって言われても……あ! でもイブキも食べても体型変わらないのは一緒だし」

「ムッキーーーーーーーーー‼︎ イブキさんはずっとこのままってコトかっ! えいえんのゼロなのっ⁉︎」

食べても体型が変わらないといのは 人によっては褒め言葉ではないようです。

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