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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
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ぞ〜かんGo Ⅹ 【LINE風】

 おまたせしました。ブックマーク登録7件目のぞ~かんGOです。

ある週末のやりとり。


 土曜日


月夜「イブキ〜週末どっか行かない?」20:02 太ったウサギのようなキャラがなにかを誘うような仕草をしているスタンプと共に。

イブキ「ごめ〜ん」20:05 同じくウサギっぽいやつが謝るような仕草のスタンプと共に。

イブキ「なんかアルバイトするコトになっちゃった〜」20:06 なぜか穴からウサギが上半身を出してるスタンプ。

月夜「アルバイト? ちょ――まさかあの時給10万円とかってやつじゃないでしょうね? すっごい興味深々で見てたし」20:06 金髪長髪のキャラが焦るスタンプ。

 

 二時間後――


月夜「ちょ――あやしいからやめときなさいよ。大手自動車メ〜カ〜だったけど……時給10万円でロッククライミング、スノ〜ボ〜できて身体丈夫な人募集ってあぶないって。車背負って劔岳登れとか。そっこから車をスノボにみたてて滑り下りろとかイモトでもできない事言われるよ‼︎」22:37

イブキ「ごめん、ごめん。ねちゃってた」22:40

イブキ「おと~さんのショ~カイしてくれたアルバイトだよ。たぶんあしたはそれにかかりっきりになるとおもう」22:40

月夜「そっか~……じゃ日曜日は?」22:43

イブキ「あいてるよ~」22:44

月夜「じゃ、いつものトコね――」22:44

イブキ「らじゃりました」22:44 金髪長髪のキャラが号泣しながら敬礼をしてるスタンプとともに。


 そして日曜日。


 いつものバス停にて――


「まった~? 月夜」

「そんなには――それより昨日はどんなアルバイトだったの?」

「う~んとね……」

 イブキは少し思案してから口を開いた。


「センスイカンしきしてセカイをすくってた」

「どんなバイト!?」


 父親の編集部でやってる新人賞に応募してきた作品の下読みを手伝うアルバイトをしてたようです。イブキの発言は自分の読んだ作品の内容だったと理解するまで、月夜はイブキが大怪獣ロゴロスを潜水艦を指揮して倒したという勘違いをしつづけるのだった。

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