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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
145/4290

改。

いつものバス停にて――


「むむむむむむむむむむむ――」

なにやらスマホ画面を見ながら呻いているイブキ。

「?」

月夜はスマホで秋の流行しそうな服を見ていたのを中断したが、イブキがとくに話すかけてくる気配がない事に気づくと再びスマホ画面に視線を戻す。

「3000円かぁ〜……う〜ん……」

「どったの?」

「どっちにすればいいかまよってんふぁけどさ〜」

そう言いながらスマホ画面を月夜に見せる。

そこには――黒髪ツインテールで弓を構えた少女のフィギュアが 映っていた。

「どっちも同じじゃん!」

「ちがうよっ‼︎ よくみてよ」

確かによくよく注意して見れば少し服の色が違う。

「あんま変わんないじゃん」

「レアどがちがうんだよっ! 3000円もちがうんだよ!! 9800円か12800円」

「たかっ!?」

「でも、クジでひきあてれば600円ですむんだけどね」

「ウチだったら買わない」

「む~」

 友達と趣味が合わないな~と痛感するイブキ、

「でも、下のドラム管のヌイグルミは可愛いかも」

「あっ! レンソ~ホ~ちゃんかわいいネ」

 カワイイ物の趣味は合うようだ。

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