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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
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えぬえいちけ〜

いつものバス停にて――


「ふむふむ。NHKしらべでヒンヌ〜はスペックがたかい⁉︎」

そんな自身を慰める様な記事を読んでるイブキに、

「えっ! NHKがそんなアホみたいな事調べたの?」

イブキの呟きにそんな反応を返した月夜。

「うん。NHK――日本貧乳協会がちゃんとチョウサしたみたいだよ」

「あぁ……貧乳ね……あぁ……」

「スポ〜ツ女子のステ〜タスUPにクルマのシ〜トベルトがくるしくない。リコン率がひくいなどトクする10コ〜モクが――しかも、さいきんは男子もヒンヌ〜女子のシジに――きてるね! きてるよ‼︎ イブキさんのジダイが‼︎!」

「でも、男性は貧乳にコンプレックスをいだいて貧乳なのに貧乳じゃないって強がる姿がイイって意見が――むしろイブキみたいに貧乳を武器にするタイプは嫌われるみたいだよ」

「えっ⁉︎」

「と〜ぶんアンタの時代はこないんじゃない」

月夜の言葉に真夏の炎天下で凍りつくイブキだった。


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