表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
122/4300

めだまやき。

 いつものバス停にて――


「ふむふむ。目玉焼きに醤油をかけるひtって4割しかいないんだ~」

 夏休み最中の登校日にあたる本日、バスをまってる間に月夜がそんな記事を見ていた。

「そういえば――」

 そういいながら隣でウトウトしてるイブキに声をかける。

「イブキ、イブキ」

「…………ん……?」

 イブキはウトウトしながらもわずかに反応を示す。

「イブキは家族の朝ゴハンつくってんだよね?」

「…………うん…………」

「家族のひとは目玉焼きになにつけて食べるの?」

「……ん……レベルを上げて物理で殴ればいいと思うよ」

「一体なに言ってんの? ほら起きて、起きなさいよ!」

 ユサユサとイブキを揺り動かし起こそうとする月夜。

「…………う~ん…………USBってまいかいゼッタイにギャクにさすよね~」

「いや、だからなんの話し!?」

「ダイジョブ! 〇〇通のコ~リャクボンだよ!!」

「それ大丈夫だった確率のが低いから!――って、いま微睡んでなかったから確実に起きてるよね?」

「Zzzzzzzzzzzz」

「いまさら!?――ちょっと登校日でダルいからって寝たフリしないでウチの相手しないさいよっ!!!」

 月夜の叫びにイブキがちょっとイタズラの成功した子供のような微笑を浮かべた気がした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ