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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
121/4300

かど。

いつものバス停にて――


「う〜う〜う〜……」

イブキが脚を痛そうに引きづりながら現れた!

「なに! どうしたのイブキ‼︎」

「う〜でるときタンスのカドに小指ぶつけちゃって、う〜イタイタ」

「あ〜あれ痛いよね〜」

「そうなんだよ〜ハレテてアオアザっぽくなってあるくショ〜ゲキでジンジン痛いんだよ!」

「とくに小指なんて痛いよね〜」

「家具つくってるひとも この痛みしってんならカドをマル〜クするとかヤワイそざいでつくるとかしてくれたらいいのに‼︎」

よほど痛かったのかそう言いながらプリプリ怒るイブキ。

「イブキさんはケ〜キ回復やTPPのまえにタンスのカドをまるくするのがさきだとおもうよ! いったいタンスのカドでなんにんのコクミンがくるしでるコトかっ‼︎」






























「単純にスリッパ履けばいいんじゃない?」

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