無価値のレゾンデ～トル

かのうせ～

　いつものバス停にて――

「へ～アイフォンで美肌になる美容アプリがあるんだ～」

　月夜がそんな記事をみつけると、

「あ～なんか外部デバイスをイヤホンジャックにさして、アプリキド～させると電気がながれてハダをキレ～にするとかってやちだよね？」

「あ～知ってんだイブキ」

「つかうきにはなんないけどね～」

「確かに普通に美顔器買ったほうが手っ取り早いし、効果も高い気がするしね。しかし、アイフォンでできる事ドンドンふえてくるね～」

「そうだね。ヒルトンホテルがアイフォンにデータテンソ～でカードキ～するアプリとかもあるみたいだしね」

「そんなのまであるんだ」

「2016年ぐらいからつかわれるみたいだけどね～」

「外部チュ～ナ～さえあれば地デジもみえるしね」

「やっぱし、そのうちヘンケ～したり、レンズごしに妖怪が視えるよ～になったりするのかな？」

「それもうスマホじゃないから」