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Chapter 6:仲間との結束と試練
翌朝、王都の広場に集まったエリナ、リディア、アルト、そして仲間たちは、異変の中心地へ向かう準備をしていた。
「今回の試練は、これまでの異変より規模が大きいかもしれません」
アルトの声に、仲間たちも身を引き締める。
森を抜け、丘を越えると、遠くに黒い渦のような魔力の流れが見えた。
「この規模……以前の比じゃない」
エリナは手に力を集め、柔らかな光を放つ。
リディアも隣で手をかざし、光を調整する。
「一緒なら、乗り越えられる」
二人の光が重なり合い、森に渦巻く魔力を押さえ込んでいく。
仲間たちも各自の力を発揮し、協力して異変を制御する。
村人たちは遠巻きに見守りながら、少しずつ安心の表情を取り戻す。
夕暮れ、森を後にした二人は丘の上に立ち、遠くに広がる村や城下町を見下ろす。
「今日も、無事に守れたね」
「ええ、皆のおかげです」
エリナは深く息をつき、仲間と共に戦うことの大切さを改めて感じた。
闇と光が交錯する世界で、仲間との結束こそが、真の力となる――。
そう胸に刻み、少女は再び未来に向かって歩き出した。




