医者の想い出
疲れがたまって脳がバグっている茶葉です。
病院、やぶ医者に関するエッセイを読んでふと思い出した私の体験をいくつか綴ろうかと思います。
私、病院というか医者が大嫌いなんですね。
どうも実家近くにある病院はやぶ医者で有名な所が多かったらしくそれも関係しているでしょう。
まずは思い出すのは子どもが病気になったらそこ!という小児科です。
実は私がかかっていた当時は名医として知られていたんですね。
あそこの先生の薬はよく効くって有名でした。
当時は調剤薬局が無かったので時代を感じますね。
玄関に置いてある巨大なガマの石像が印象的でした。
さて、私の弟達がそこにかかるようになってしばらくすると大先生の息子、つまり若先生も病院で働くようになりました。
大先生も息子に経験を積ませるため診察を任せるのですが……若先生が割とぼんくらだったようです。
母によると診察してもらって「うん、この症状ならこれですね」と若先生が言ったら隣の診察スペースから大先生が慌てて出てきて訂正するって事があったらしいです。
まあ、今でも医院はあるんで腕は磨かれたのかぁと思います。
次の想い出は実家近くの整形外科。
過去に私、仕事中にお年寄りから暴力を振るわれ手首がおかしくなったことがありまして整形外科に行ったんですね。だってもう痛くて仕方ないもの。
ところが『異常ないですね。シップ出しておきます』ときました。
でも正直この状態で仕事なんぞ出来るはずがない。おかしいと思いセカンドオピニオンに行きましたよ。
そしたらね、入ってたんです……『ひび』が。
即ギプスで固定。仕事は休職です。あのまま復帰してたらヤバかったぁ。
今でも時々しくしく痛みます。あの医者ぁと本気で思っています。
東日本大震災の直後でひたすら待合室のテレビでACの広告が流れていたのをよく覚えています。
そしてとっておきは10年近く前、西宮で仕事をしていた時の事。
お恥ずかしい事に……なっちゃったんですね、ぎっくり腰。
ひとり暮らしなもので私タクシーを駆使して杖をついて近くの整形外科に行ったんですよ。
それはそれは優しい40代くらいの男の先生でした。ええ、それはもう、ね。
こんな感じの会話です。
先生「んふふ、どうしたの、お腰痛くなっちゃったのね」※男です
私「はい」
先生「辛いねー。それじゃあよくなるお注射しようね。はい、そこに寝転んでね」※男です
いやぁぁぁぁ!!
心の中で悲鳴です。
結局普通のブロック注射だったんですけど何かそこ必要ってとこをさわさわするんですよ。
あの時は本気でヤバいと思いました。
先生「大丈夫、痛くないよ。すぐに気持ちよくなるからね」※男です
もう別の意味にしか聞こえない私は心が汚れているんでしょうか?
あれ以来、整形外科怖い。ていうか整形外科で当たりに出会ったことが無いんです。
ああ、本当に……怖かった。