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ララの古魔術書店  作者: 邑上主水
第一章「失われた魔術」
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第5話 ビビの街

 ビビの街はバージェスの村から南東――非武装中立区画全体で言えば南西に位置し、山間の地にある中規模の都市だ。ゴート商会を中心としたゴート陣営の領地に比較的近いため、街の人口の大半が「被支配階級」のクロムウェル人で構成されている。

 この街はかつて、「シュタイン王国」に統一される前、周囲を山に囲まれた天然の要塞を武器に最後まで抵抗を続けた「ビビエント市」と言われる都市国家が統治していた。結局この街は落とされること無く、停戦協定により開城されたという歴史を持っている。最後まで屈することのなかったビビエント市の歴たる騎士達への栄誉を讃え、国家の名前の一部を取り「ビビ」と名付けられた。


「見えましたよ。あれがビビの街です」

「お、おおお」

「すごい、大きいお城……」


 駅馬車の窓から顔をのぞかせるヘスとララの目に壁に囲まれた街と、ひときわ大きい城の姿が飛び込む。歴史を感じる佇まいに二人は感嘆の声を漏らした。


「統一戦争時、街を統治していた『ビビエント王』がお住まいになっていた古城です。あのお城は今は使われていないので、自由に見学もできますよ」

「へぇ!」

「ハサウェイさん詳しいンスね」


 ビビの街から目を離すことなくヘスがつぶやく。


「えっ、あ、まぁ……歴史は好きだから」

「トトも見てみなよ。お城だよお城」

「城って石が固まってできた建モンだろ? 空からよく見てたかンな、あんま興味ねぇや。……それよりも、俺、馬車に乗ンの初めてだぜ」


 ララの皮のリュックの上にちょこんと止まったトトがキョロキョロと辺りを見回しながらつぶやく。トトの移動手段としては専らララの肩に止まるか、空を飛ぶかのどちらかだったため、一般的な移動手段である馬車に乗るのは初めてだった。


「すいません、ハサウェイさん。駅馬車のお金まで頂戴して」

「あ、大丈夫だよ、ララちゃん。協会の福利厚生で駅馬車がタダにいなるフリーパスがあるから、お金はかからないんだ」

「えっ! そうなんですね。へぇ〜、タダで駅馬車に乗れるのはいいですね」

「まぁ、今回のように定期的に隣町の出張所へ行って情報交換を行うっていう重要な仕事があるから、フリーパスは必需品なんだよ」

「……へぇ」


 駅馬車は不特定多数の乗客を乗せ、決められた中、長距離を往復する馬車だ。各街や村に設けられたステーションを順に定期運行している。駅馬車は物流や人々の生活を支える重要な交通手段だった。

 しかしそんなハサウェイの説明をララはどこか上の空で聞いていた。それもそうだ、彼女の頭は「お城」でも「馬車」でも「禁呪書」でもなくラミア魔術書房の事で一杯だった。


「乗客の皆様、まもなくビビの街に到着します。お降りの方は街に入る準備をお忘れなく、お降りください」


 駅馬車の御者が乗客にビビの街への到着を告げた。街に入る準備とは何のことだろうか。ララは首をかしげた。


「ハサウェイさん、街に入る準備って何ですか?」

「あぁ、ボディチェックだよ」

「ボディチェック?」

「ビビの街はね、非武装中立区画の中でも特に厳しい街の一つでね、一般人でも外部から武器や魔術書の類の持ち込みを禁止しているんだよ。二人は特になにもないよね」


 なるほど、と声を漏らし、ララはリュックを確認した。ヘスは特に荷物を持ち合わせていないようで、相変わらず窓の外からビビの街を眺めている。遠出するのに何も持ち合わせないなんて。身軽なヘスを見やり、ララは逆に心配になった。


「えぇ、特には」

「無いッス」

「カラスだからな、持ちたくても持てねぇ」

「よし、じゃあ行きましょうか」


 一行を乗せた駅馬車はゆっくりとスピードを落としながら、ビビの街の外に設けられたステーションに滑りこんでいった。


***


 城壁内から街に立ち入ってすぐに、ララは衝撃を受けた。

 唸る程の人と、お店。バージェスの村とは比べ物にならない程の様々な売り物を販売している店舗が立ち並び、ララは圧倒された。


「すごい人とお店ですね……」

「そうだね、今日は特に多いね……何かあったのかな」

「ハサウェイさん、ララ、とりあえず協会の出張所に向かおうぜ!」


 そう言ってヘスが張り切って先陣を切って歩き出す。父の仕事で色んな場所に行っているヘスは、こういった喧騒には慣れているらしい。ハサウェイとララは顔を見合い肩を竦めると、ヘスの後を追い、歩き出した。


「な、なんじゃこりゃ」


 勇よくビビの街に設けられた魔術師協会の出張所に足を踏み入れたヘスだったが愕然と立ちすくんでしまった。バージェスのみすぼらしい出張所と比べるまでもなく立派で広い敷地を持ったビビの出張所だったが、踏み入る隙間が無いほどの人、人、人……


「な、な、なんですかこれは」

「うわっ……スゴイ人」


 一体何事なのか……その状況をハサウェイも理解できなかった。武器や魔術書は街の入り口で全て預けているとはいえ、ピリピリとした危険な空気が出張所内に立ち込めているようだった。


「オイ! さっさと情報をよこせッ!」


 人混みの中から苛立ちの混じった声が出張所内に響くと、それに呼応するかのようにあちこちで不満の声が湧き出る。


「そうだ! ここに情報があるって聞いたから来てンだよ俺たちは!」

「隠してるのは判ってるんだからねっ!」

「横暴だ!」


 声が声を呼び、もはや聞き取れない程の罵声が辺りを支配した。


「だぁぁぁまぁぁぁぁらんかぁぁっぁぁぁぁぁぁいっ!」


 突如、図太い声が出張所を支配していた罵声を切り裂く。どの罵声よりもはっきりと、そして力強いその声に潮が引くようにしんと辺りが静寂に包まれた。


「『禁呪書』がどーのこーのって、ンなもん知るわけ無いだろうこの馬鹿どもがっ! そもそもグラントールで禁止しとるンなもんを、取り締まる立場にある俺らのところに聞きに来るなど馬鹿にも程があンぞ貴様らっ! 一人残らず『協約違反』でしょっ引くぞっゴラァ!」


 ごもっともな意見を吐き捨てたその声に、面食らった静寂が訪れていたものの――すぐさま罵声が息を吹き返す。


「ふざけんな! てめぇらの職員に聞いてここまで来たんだぞっ!」

「アレか! 協会は『禁呪書』を独り占めする気かっ!」

「横暴だ!」


 それからは聞き取れない程の、やいのやいのと言い争いが始まった。カウンター付近では取っ組み合いも始まったようだ。そんな様子を見て、ララとトト、ヘスはゆっくりと視線を――――ハサウェイに向ける。


「……『てめぇらの職員に聞いた』って、多分ハサウェイさんの事スよね」

「大変なことになってンな、ハサウェイ」


 ハサウェイの顔が、土色のように血色を失っている。まずい、とんでもなくまずい。ハサウェイはぞっとした。先ほどの声、アレは魔術師協会の非武装中立区画北部責任者、ガーランド支部長の声だ。

 以前ハサウェイは一度彼を見かけたことがあった。事務所内で規律違反を犯した疑いのある職員に対して詰問を行っているようだったが、そばを通りかかった次の瞬間、「ゴキリ」という聞きなれない音を発しその職員が宙を舞ったかと思うと、遥か後方の壁に叩きつけられていた。壁に叩きつけられる、という表現は変だが、まさに壁に叩きつけらたのだ。


「ハサウェイさん、顔色がわるいですよ?」

「と、ととと、とと、と……」

「……と?」

「とと、とりあえず、人が一杯みたいだから後で来ようか、うん」


 上擦った声で目を白黒させているハサウェイは踵を返し颯爽と出張所を後にする。


「どうしちゃったんだろ、ハサウェイさん。顔色悪かったし」

「まぁ、自分が蒔いた種が原因でとんでもない事になってんだからなぁ」


 俺知らね、と無責任な言葉を漏らしながらヘス達はハサウェイの後を追った。


***


「と、とにかく、騒ぎが収まるのを待とう!」


 出張所から幾許か離れた、人気ひとけの少ないカフェテリアでハサウェイが己に言って聞かせているかのように呟いた。テーブルの上にはちょうど昼食時だったこともあり、パンやスープ、ベーコンとチーズのガレットなどが並べられている。


「あれだな、街にこんなに人が居ンのはきっと、『禁呪書』目的のせいだな。噂が噂を呼んでさ」


 パンをかじりながらヘスがつぶやく。


「やっぱりハサウェイさんが原因なんですかね?」

「ええっ……そ、そんなぁ……僕はただ、聞かれたことになんとなく答えただけなのに」

「それが駄目だったんじゃねぇか」


 馬鹿だなーとトトが大きめのコップに注がれたスープにくちばしを付けながら呆れている。騒ぎが収まるのを待つといっても、しばらくはあの状態が続くだろう。


「でも、協会は収める気があるんですかね。あんなに騒ぎが大きくなって」

「し、出張所の営業時間が終われば大丈夫だよ」

「あ、そういう意味ではなくて……」


 ララの言葉にハサウェイがきょとんとした表情を見せる。


「先日の協会からの『バンシーの森事件』発表で、こうなることは協会も判っていたはずです。だって存在するはずのない『上級魔術書』があるって公表しちゃったんですから」

「うん」

「なのに、協会はあれから特に何も動いてないですもんね。まるで騒ぎを起こしてくれ、と言わんばかりに……」

「ふむ……なるほどね」


 確かにおかしいな、とヘスがララの言葉に納得の表情を見せる。正式に『禁呪書に手を出したものは協約違反で処罰する』と公表してしまえばゴート商会が食指を動かすことはなく、賞金目当ての人々がハサウェイの出張所に押しかけることもなかっただろう。


「僕達協会職員にそういった注意事項的なものも来てないしなぁ……」

「だからっつって、べらべらと話まくンのもどうかと思うけどな」


 トトの一言がグサリと響いたのか、ハサウェイはうなだれてしまう。


「もう、トト! やっちゃったことは仕方がないじゃない」

「がはは、判ってンだけどよ、コイツの反応が面白くて」

「まぁ、ハサウェイさんの言うとおり、落ち着くまでここで待ってるしかねぇかな。……あ、ハサウェイさん、さっきのお釣りでもう一個ピロシキ買ってきて良いスか?」

「……どうぞご勝手に……」


 カラカラと笑うトトと対照的に、どんよりとした重い空気を背負いながらハサウェイはテーブルにふさぎ込み大きく肩を落としながら返答を返す。


「この店のピロシキうめぇな。一個親父の土産に買って帰ってやっかな」


 席を立ち、ズラリと並べられた熱々のピロシキを品定めしながらヘスが独りごちる。冬場が長く、低い気温が続く北部地域では、様々な具材を包み油で揚げたピロシキが市民の間で親しまれていた。中でもビビのピロシキは、先日他界したシュタイン王もこよなく愛した料理で、今でもこの街の名物になっている。


「おばちゃん、ピロシキ二つ頂戴」

「あいよ、銅貨二枚ね」

「えーっと銅貨二枚…っと」


 ヘスは先ほどハサウェイから渡された昼食代のお釣りをポケットから漁る。幾つかの小さい硬貨が手の感触で判った。


「はい、銅貨二枚」

「はい、確かに。どうもね」


 銅貨二枚と引き換えに、店員からピロシキの入った袋を渡されたヘスがふと隣に立つ人影に気がつく。


「小僧、これは貴様のものか」

「えっ……?」


 突如声を書けられ、声の主に視線を移す。隣に立っていたのは、シワの一つもない漆黒の制服に乗馬長靴、革脚絆、サーベルを帯刀し赤い腕章を着けた、非武装中立区画の憲兵だ。――――その姿を見たヘスの表情が凍りついた。

 彼ら憲兵は、治安維持の為の警察機関だったが、人々に恐れられていた。

 元々は軍内部の秩序維持や交通整理などを任務としたシュタイン王国国立の軍事警察機関だった。内戦が勃発した以後は、軍事介入ができない非武装中立区画の一定規模の街に制定されている「非武装条例」順守の監視と区画各地の治安維持を主な任務としている。彼らに睨まれてしまったら非武装中立区画で生きていくことはできないため、触らぬ神に祟りなしと、彼らと関係を持とうとする者は誰も居なかった。


「この『紙』は貴様の物か、と聞いている」

「えっ、あっ……」


 憲兵の手に持たれていた紙は、朝ララから渡された「携帯暖房魔術」の魔術書だ。先ほど銅貨を出す歳にポケットから落ちてしまっていたのか。


「えーっと……わ、判りません」


 まずい、とヘスは思った。効力を失っていた為、その存在をすっかり忘れていた。ヘスの脳裏に「武器や魔術書の持ち込みを一切禁ずる」と、さきほど街の入り口でボディチェックを行った憲兵に言われた言葉が蘇る。


「貴様のズボンから落ちたのを見た。これは何だ」

「そ、それは……」


 ヘスの頭が真っ白に飛んだ。蛇に睨まれたカエルとはこの事か。


「まさか、これは魔術書……か?」

「ま、まさか! 只の『紙』ですよ! そんな『紙』の魔術書なんて有るわけないでしょう……」

「俺の目は節穴ではないぞ小僧。これはしっかりとした魔術構文、しかも高度な魔術構文ではないか……!」


 まさかこの憲兵、魔術解読師マニピュラーの知識があるのか。ヘスの背中に冷たいものが走った。


「あ〜ええっと。その〜、そう! か、か、買ったんですよ。この先のラミア魔術書房で」

「このような魔術書は見たことも無いぞ。しかもこれは……中級魔術を改変した特殊下級魔術ではないか!このような物が書店で買えるものかッ!」

「な、なんですとッ!」


 思わずヘスの口から驚嘆の言葉が漏れる。ララの奴、なんちゅーもんを渡してくれたんだ。もうだめだ、ヘスは神に祈るしか方法がなかった。

 特殊魔術というのは『カスタム品』と言われる既存の魔術書を、熟練した魔術構文師クラフターが改変した、「グラントールに抵触する可能性が高い」と言われている魔術書だ。「発現するために難しい手順が必要な中級魔術書を誰にでも扱える下級魔術書に改変したもの」や、「小型化」したもの、さらには「改変し新たな効果を発現させたもの」などが主なカスタム品に当たる。一般には出回っておらず、競売で売買されていることが多い。物にもよるが、中には魔術書一冊で城が簡単に買えるほどの額で取引されているものもあるらしい。熟練した魔術構文師クラフターといえども簡単にできるものではなかったが、方法によっては危険な魔術書の生成も可能なため、近年グラントールの禁止事項に「特殊魔術書の生成と行使」を追加するべきという声が多数上がっていた。


「魔術書を小型化してボディチェックを逃れるとは、手の込んだ事を。門で来街者をチェックする憲兵を厳しく指導せねばならんな」

「そ、そうした方がよろしいかと」


 引きつった笑顔を見せながら、まったく仰るとおり、とヘスは頷く。


「どうしました!?」


 騒ぎを聞きつけ、ハサウェイとララ、トトが慌てて駆けつける。憲兵の姿をが視界に入ると――――ハサウェイの胃がキリキリと音を立てた。


「け、憲兵……」

「何だ貴様らは。この小僧の連れか?」

「そうです。一体どうしたんですか?」


 ララが慌てて憲兵に尋ねた。何事かとカフェテリア内に騒然とした空気が広がる。


「この魔術書を持ち込んだのは事実か?」

「えっ? その、携帯暖房魔術書を、ですか?」

「……携帯暖房魔術書?」


 きょとんとしたララを見やり、ヘスが慌てて「言うな」と口をパクパクさせる。


「はい……えーっと、私が作った魔術書です。ほら、今朝凄く寒かったでしょう? だから、少しでも身体を暖かくしないと、と思ってこの街に向かう前に彼にあげたんです」


 それが何かと言わんばかりに堂々とララが返答を返す。頭を抱えるヘスの姿がララの視線に映った。


「な、なんだとっ……!?」

「とく、と、と、特殊魔術書を、ララちゃんが作ったのっ!?」

「はい。……えーと……「特殊魔術書」……って何ですか?」

「へっ?」


 笑顔で首をかしげ、ララがとんでもない事を言い放つ。魔術書店で働きながら、「特殊魔術書」も知らないのか……ララの言葉にヘスは頭を抱えたまま、がくりと肩を落とした。

 そんなヘスに、突然重要な事を思い出したかのようにララが「ああっ」と驚いた表情を見せ、続ける。


「あっ、いけない! 一時間で自動的に効果が切れるよう構文したんだけど、ちゃんと発現してたかな? ヘス」

「えっ? ……お、おう」


 良かった、と安堵の表情を見せるララだったが肩に止まっているトトがもはやお約束と言わんばかりにボソリとつぶやく。


「……あのよ、ララ。『いけない!』のはそこじゃなくて、魔術書を持ち込んじまった事じゃねぇのか? この街は魔術書の持ち込みが禁止されてンじゃなかったっけ?」

「……あっ……」


 トトの声に呼応するように背後のハサウェイが気絶し倒れこむ音がカフェテリアに響く。 

 そして、憲兵のけたたましい笛の音も――――


「よくもまぁ堂々とそのような事をッ……! 貴様らッ!『非武装条例違反』で逮捕だッ!」


 まるで炎に集まる羽虫のように、すぐさまカフェテリアには笛の音を聞きつけた憲兵達で溢れかえった。


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