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その花は天地の間に咲く 前編  作者: 檜崎 薫
第一部
50/96

登場人物2 友人関係 

 主人公の周りにいる人々

 ー名前の右は登場時の年齢


 ー帝国貴族ー

 *イネッサ・ユーリエヴナ(26)

 皇太子の未亡人でルドヴィカたちの義姉。カテルイコフ伯爵の長女だが、皇太子の死後その親友と言われるカレナ大公に嫁ぐ。表に出るのは得意でないが、出ると決めたら必ずやり遂げる意思の固い女性


 *ドミトリィ・アレクセイエヴィチ(25)

 イネッサと皇太子の幼馴染でカダルシェフ

公爵家嫡男(父親に替わりほぼ全ての範囲で舵を切っている)。語学も数学も得意で何も能力に不足のない青年。優形の美男子でその立ち居振る舞いはごく上品だが、怒らせると癒えることのない傷跡を受けることに


 *サーシャ(アレクサンドラ・23)

 ドミトリィの妹でカフトルツ侯爵の妻。

兄と同じく黒髪と緑の瞳を持つ。愛人を夫が連れ込んでいるので、完全に別居している。弟が死んでから兄のドミトリィと恋愛感情に似たものを交わすように


 *ワシリー(23)

 イネッサの弟で伯爵家の嫡男。金髪と青い瞳の青年、姉よりもいくらかきつい雰囲気。

口数は少ないがやる時はやる。いとこの中でゴットフリートには少なからず反感を抱いている


 *(アステンブリヤ公爵夫人・27)

 エンリコの姉。出生からして家の者全員に疑惑を持たれる美人。容姿も声も見事だが、彼女の声はセイレーンに例えられ、一度でも目をつけられると後がないと噂されている。4年前に傍系皇族と結婚したが、その真意はいったい…


 *アレッシオ(24)

 上の夫。傍系皇族アステンブリヤ公爵家の当主。傲慢で知られる一族にあって、宮廷に出入りを許された唯一の人物。姉が皇太子と婚約していた


 *カリーナ(22)

 マルゲリータの親友で、北寄りの地に城を構えた有力貴族の夫人。彼女とルドヴィカの間を取り持ち、橋渡しの役を果たしている。実家が没落したので登城はするが社交界へは出入りしていない


 *ボレスラフ(18)

 マルゲリータの夫で、ルドヴィカが隣国へ旅立ってすぐ彼女と結婚した。髪と瞳両方が黒曜石のような輝きを放つ黒で、目鼻立ちの整った青年。四白眼のため周りから敬遠されがち。父親と妻との板挟みの中で毎日を悩みながら過ごしている



 ー公国内ー

 *ユーゼフ・ブルクハルト(21)

 大公の一人息子でいわゆる〈お世継ぎ〉。ルドヴィカと結婚を決め、親友から婚約者を奪った張本人。一見まともに見えるが裏ではいろいろな噂が囁かれている。天使のようと言われてもいるが彼の心の動きは不定


 *シャルロッテ(18)

 ユーゼフの腹違いの妹。気の強さ芯の強さでは彼女は誰にも負けない。観察力も行動力も兄に引けを取らないが、その動きが周囲に気を揉ませることも


 *イマヌエル(22)

 ユーゼフの腹心で幼馴染。美青年だが幼い頃から左目を眼帯で覆っている。真面目かつ仕事熱心な外交処理官。親同士の考えもありシャルロッテと婚約


 *ギーゼラ(19)

 大公の姪でシャルロッテと幼馴染。父親が一人っ子だったため、大公の子2人を除くといとこはいない。ドミトリィに憧れている。ごくおとなしい性格だが、情報収集は他より精密

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