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その花は天地の間に咲く 前編  作者: 檜崎 薫
第一部
27/96

名前の価値

 ーゴットフリートの任務は、国境守備隊の点検・管理と国境線の維持、さらには兵営の運営と野戦病院の経営だった。任務からして外科専属なので、その点でもイマヌエルとは管轄が分かれていると言っていい。医務室で侍医と打ち合わせしたり、薬品の在庫管理にあたったりするイマヌエルと別に、彼は軍で扱う手術用麻酔薬や鎮静剤の研究に長いこと打ち込んでいた。なので、ゴットフリートはユーゼフに届け出さえすれば何も気にせずに研究成果を使用できたのだが、自分の思った以上に試薬の量が減っていることに最近では危機感を抱いていた。

 喪に服すため薬事庫の鍵をユーゼフに預け領地に戻ったのだが、そのユーゼフからも、やたら使用回数が多いと苦言が届いていた。だが、ゴットフリートにはそう何度も使った記憶がなくー喪が明けてから点検・報告することで2人は合意した。一方で領地の件では不思議な点は他にもあった。幼少の頃に城で見かけた執事がいなくなっている。 

 ゴットフリートは苛立ちを感じ始めていたが、登城していない分だけこなす量は減り、何とか自分を抑えられた。口を利かない者は自由に退去していいことにし、気心の知れた侍従や側近だけを動かして城内を見回るがー珍しく若い侍女を見かけた。彼はその侍女が気になり、ふとその名を呼んでしまった。

 「ペトロネラー」

急に名前を呼ばれ、侍女は縮こまった。だが

 「怯えなくていい」

 「は、…はい」

安心させようと侍女の背をさすりながら彼は小声で尋ねた。

 「使用人がほとんどやめたのになぜお前はこの城にいる?」 

 「それは…」

 「養父も死んでしまったし、執事もここで働くのをやめた。昔からいる仲間が減ると、やりにくくもなるはずだ。それでもこの城にお前が残った理由は何だ?」

できるだけ感情を抑えて聞いたはずだがー

 「旦那様が気になって…」

やっとペトロネラは答えた。その答えは彼も予想していなかった。

 「そうしたら、俺の味方になってくれると期待してもいいのか?」

そう聞くと侍女は彼の目を見てうなずいた。

彼は彼女を書斎に呼び話を聞くことにした。

 ペトロネラは栗色の髪と淡い青の瞳を持つ娘で、城の使用人の中でも彼女は年がずっと若かった。だがその朗らかさ聡明さで彼女は城の皆に愛される存在となっていた。さて、ペトロネラが書斎に来るとゴットフリートはさっそく話を切り出した。

 「お前はこの数日間にあったことを知っているか?」

 「…少しでしたら」

ーペトロネラは言った。

 「どのあたりのことだ、それは」

 「大旦那様が亡くなられる前後です」

旦那様がお帰りになる辺りからでしたらー。そう彼女は言った。

 「お城の使用人も少しずつ入れ替わって、ほとんど前にいた人たちではないのですが」

ペトロネラが言った。ゴットフリートはその言葉を聞いて、不信感を強めた。

 「…なら、お前はなぜここに残った?」

そう彼女に聞くと、ペトロネラは答えた。

 「半分は私の意思ですが、もう半分は」

ー少し言いにくそうな彼女の様子に、自分が監視されていることを彼は感じ取った。

 「誰かに残れと言われたんだな?」

 「…はい」

 「お前にそう指示したのはいったい誰だ。ー殿下か、それとも大公閣下か?」 

 「いいえ…」

ますますペトロネラは言いにくそうにした。

 「構わん。ー言ってみろ」

お前の安全は保証する。ーゴットフリートはそう言って回答を促した。出てきた答えは

 「シャルロッテ様です」

ユーゼフの腹違いの妹で、老侯爵の孫娘だ。

 「シャルロッテ公女が俺を見張れとーそうお前に言ったのか」

ゴットフリートも目を剥いた。

 「旦那様が御自分やご一族につくかどうか見てらっしゃるのでは…」

私は執事の娘なので、父を通してご報告するような形になっているのだろうと思います。ーそう彼女は言った。

 「自分は去って娘のお前をここに…?」 

 「はい」

 ゴットフリートは何か妙なものを感じた。ー味方のほとんどいないところに自分の娘を残すか?それも男を知らない若い娘を。俺が手を出さないと思ってそうするのか?ー少し不満には思ったが、話を聞いている時点では彼もその疑問を飲み込んだ。

 「するとお前の父親はー前の執事は公女の城か」

 「はい」

ゴットフリートはここで質問をやめたーこの先どこまで彼女に聞いていいか解らなかったからだ。逆に彼女も知らされていない部分が多いような気がした。だが、最後に1つだけ聞きたいことがあった。公女を味方にできるかどうか。使用人が入れ替わったとなると、それはいつからなのかー公女の意思がそこにあるかどうか、彼は知りたかった。

 「使用人は入れ替わっていたー確かお前はそう言ったな?」

ゴットフリートが確かめると、ペトロネラはうなずいた。

 「はい、…旦那様」

 「いつ頃からだったか、もし解っていたら教えてくれないか」

ペトロネラは少し考えてから言った。

 「これは父から聞いたのですが…10年前に始まったのではないかと」

旦那様がご留学なさる頃に大奥様のご意向で始まったと聞きました。ーゴットフリートはそれを聞いてああ、とため息をついた。

 「母上がそれを…」

だがペトロネラは、

 「今日のうちに大奥様もお戻りになるのでお尋ねになってみてはどうでしょう?」

と言う。

 「婚約式も中止になったそうなので」

 「待ってくれ。ー取りやめになったのにはどういう理由があるんだ?」

眩暈を覚えながらもゴットフリートは彼女に尋ねた。

 「…大公妃様のお飲み物にトリカブトの毒が混ざっていたそうで、当分は薬事庫の使用も中止になるそうです」

 「何だってー!?」

ゴットフリートは一瞬めまいを覚えた。


 ∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽


 婚約式は確かに中止になった。だが息子のいる領地へ侯爵夫人が戻ることはなかった。

その代わりに、公子からといって彼の出した面会申請書に折り返し質問書が回ってきた。

 

 〔以下の設問に答えてもらいたい。


 1 妹シャルロッテとの接点は?


 2 妹に取り次ぎたい事情は?


 3 服喪を切り上げるそうだが、こちらへ登城することの貴殿から見た重要度は?


 (…中略…)


 回答が済み次第返信をお願いしたい。

 

 ユーゼフ・ブルクハルト〕


 差出人の名はユーゼフになっていた、だがユーゼフはいつも対面でないとこういう種の質問はしなかった。それでゴットフリートは何か違和感を覚えた。ーこれはユーゼフ様のご意思ではない。誰かそうさせた者がいる。

ゴットフリートにはすぐそれが解った。

 封書の差出人名も宛名もユーゼフの字ではなかった。本文は代筆でも宛名書きは自分で書く。それがユーゼフの流儀だった。全文を代筆させることは、ユーゼフはしなかった。

 「…これが、俺宛に来た封書か」

 「はい」

 ゴットフリートの言葉にペトロネラは短く答えた。 

 「おかしい。ー間違いなく裏に何かある」

ゴットフリートは呟いた。どういう場合でもユーゼフが聴取を紙面で行ったという事例はない。

 「殿下は、…妹御と仲良くないのか?」

 「良くないと申しますか…」

ーペトロネラはためらった。

 「公女様が時折ご身辺をお探りになるようで、それが殿下にはあまり…」

 「公女が兄の、…ユーゼフ様の周りを探っていると?」

 「…はい」

 ゴットフリートはため息をついた。ーどういう汚点が殿下に見られるというのだろう。あれだけ非の打ち所のない人物に!ーだが、親友の周りに多くの暗躍者がいることを彼は知らなかった。 

 「…弱ったな」 

 ゴットフリートは言った。

 「毒の出処は俺の管轄にあるから、黙っていても宮廷からは登城の催促が来るはずだ。その時には、殿下も俺を呼んで問い質されるだろう。ーそうなる前に答えて返信した方が後が過ごしやすいか」

 「毒というのは…?」

ペトロネラは尋ねた。

 「飲み物に混ざっていたのが、植物由来の毒だったそうだ。ー侍医が飲み残しの中からそれを検出したので、殿下は登城したら話を聞かせてほしいとおっしゃっている」

悪用されるなどとは俺も思っていなかった。ーゴットフリートは頭を抱えた。

 「もとの活用先というのをお聞きして良いでしょうか?」

 「毒草の研究か?ー銃創の嫡出手術だ」

ゴットフリートは言った。

 「それをそのまま毒殺に使われた…」

 「そう、ーつまりそういうことだ」

 ペトロネラは恐ろしくなった。祖父からも父親からも彼女はそういう話を聞いたことがなかったからだ。ただ某名家の長男が従兄の婚約者を寝取っただの、またその男が他国で主君を殺しその正妻と逃げ帰ってきただの、そういう事件なら幼い頃に耳に入ったことはある。

 「当日どうしていらしたか、殿下にお話しさえできれば」

 「ーまあ、そうだな。他の奴があの場所へ出入りさせていなければ」

 「お名前が悪用されていなければ、ということになるのですか?」

 2人はそれから口を閉ざした。ーこの先は自分たちだけで考えるのも無駄な気がした。人1人が既に死んでいるのだ。まず話をして身の潔白を証明するほかないが、もし自分の名が悪用されていれば、ゴットフリートにも潔白の証明は難しかった。

 「…旦那様はお役目でしか動かれない」

 「ーもちろんだ。兵士も大事な命だから、粗末には扱えん」

 ペトロネラと話しながらゴットフリートは書面の問いに答えていく。最後まで答えると彼は書記にそれを写させた。何かあった時のために。

 「ーこれを殿下のところへ頼む」

ゴットフリートはそう言って、侍従に書状を持って行かせた。

 ー侍従は2日後に城へ戻ったが、不信感をにじませる表情で彼のもとへやって来た。

 「お受け取りくださいましたが、殿下にはあれをお命じになったご記憶はないと」

 「そうか。ー解った」

侍従をねぎらって下がらせたが、これでまた疑問がでてきた。なぜユーゼフの名が無断で使われたのかー彼の名を使って自分に書面を送ってきたのは誰だ。公女が兄の名を騙ってまで下の者に命令を下す?

 同じ日の6時課頃に城へ使いが来た。

 「シャルロッテ様からご伝言です」

ゴットフリートはああ、とため息をついた。

伝令は彼に言った、

 「兄の名でものを言ったことは詫びるが、自分に返信をくれない者と会う気はなれないので面会は断ると仰せでした。殿下が妹御の代わりにご対面下さるとのこと、都合の合う日を教えてほしいと」

 「明日中にはご提示しますと殿下にお伝えしてくれ」

 「心得ました。ーでは」

伝令はそこで去って行った。

 

∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽


 ー妹が親友を試したと知りユーゼフも少し気分を悪くした。

 「自分は会いたくないのか。…なら兄の僕に聞いてくれてよかったのに」

彼が不満を口にしたので、イマヌエルは少し考え過ぎではと言った。

 「ご兄妹でも腹違いでいらっしゃいますしずっとご一緒で来られたのでもない。なのでシャルロッテ様は気安くなれないのかと」 

 「…であってもまだ父や君がいるだろう?」

ユーゼフはさらに言ったー

 「まかり間違っても僕はあの子の兄だし、この国を継ぐ男だ。それがこういう風にー」

 「殿下…、お気を鎮めてください。お妹様もそう軽い考えでなされたのではないはず」

これからお妃がいらっしゃるのに激しやすくなられては困ります。ーイマヌエルが言うと侍従も執事もうなずいた。

 「シャルロッテ様には私からお話を聞いておきます」

 イマヌエルはユーゼフに言った。

 「私は無理だとしても、父なら」

 「…君のお父上ー公爵のことか?」

ユーゼフは尋ねた。ーイマヌエルはそうですとだけ告げた。

 「私をご信用頂けないのは無理ないのかも知れません。…ただシャルロッテ様も、父とはお話しくださったので」

 「でも君たちは婚約しているだろう。半ば親同士の合意でしかなかったとしても」

君に直接聞いてもらった方が妹も納得できるんじゃないか。ーユーゼフはそう言ったが、それを受けイマヌエルはこう答えた。

 「…半月は口を利いて頂けておりませんが、それでも殿下はそうおっしゃるのですか?」

そう言われるとユーゼフも何も言えなくなり君に任せるの一言で彼は口をつぐんだ。

 「侯爵の登城日時が解ったら僕に知らせてくれ」

そう言うと、ユーゼフは執務室へ向かった。親友の不在中に薬事庫へ入れる者などいないと彼は思っていたのだが、それは思い込みでしかなかったのかも知れない。でなければ、こう感単に事件が起こるはずもなかった。

 「…薬事庫の周辺で誰か見かけなかったか、聞き出してもらいたい」

 ユーゼフは侍従に命じた。動き始めてすぐ侍従のもとに証言が寄せられた。

 「女官長がよく様子見していた気が…毎日というのではありませんが」

 「ーあの人は母親だから仕方がない」

 「それが、私が見かけた時には、若い男とご一緒でした。こちらで見かけないような…『なぜ息子は今日もいないの』と聞いていたようですわ」

ユーゼフにそれを伝えると彼は言った。

 「夫と一緒に寝ていないか、城へ帰らずに過ごしていたかだな」

 「連れ合いの死去を知らないということが起こりうるでしょうか」

 「…解らない。ー息子の口から言わせよう」

 ユーゼフはゴットフリートに使いを出し、登城を急がせた。

 「薬事庫に母上がー?男と一緒に?」

ゴットフリートはそれにまず驚いた。ーあの場所にお顔を出されるはずがない。そういうお人ではない。ー胸騒ぎを覚えながらも彼は使者に対応した。

 「その話はどなたから?…母を薬事庫そばで見かけたというのは」

 「カフトルツ侯爵夫人です」

それを聞いてゴットフリートはああ、と頭を抱えた。

 「殿下の従兄嫁が、そういう場面を…」

表情にほとんど変化のない、口を開くことも少ない美女。彼女が扇子で顔を覆うと、次の夜会から社交界へ出入りできなくなるとさえ言われていた。ー夫の侯爵に母親の悪い噂が伝わったら自分たちはどうなるだろうーそう思うとゴットフリートは落ち着かない。

 「登城の件は承知しました」

 「お待ち申し上げております」

ゴットフリートが答えると、使者はうなずき立ち去った。


∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽


 「…やはり行かれるのですか?旦那様」

 ペトロネラは心配そうに言った。

 「執事からも問い合わせが来ているし、ー俺の研究材料が人殺しに遣われたのでは俺も放っておけん。公女とは会えそうにないが」

 「…シャルロッテ様にお話が?」

 「ああ。…使用人の件でな」

ゴットフリートは答えた。

 「呼び戻されるのでしたらなら私から父に話しましょうか?」

ペトロネラは言ったが、ゴットフリートは  

 「いや、…そこまですることはない」

と彼女に告げた。

 「お祖父様を嫌ってらしたので、あの方が応じてくださるとは私には思えません。私が父と話す分には認めて頂けますが」

ペトロネラは心配そうだ。

 「もし殿下とお知り合いでしたら、殿下にお話しになった方が…」

 「殿下に…ユーゼフ様に話せというのか?」

ゴットフリートは侍女の顔を見つめた。

 「その方が間違いありません。執事さんを通しさえすれば、殿下は庶民の代表にさえ、気がねなくご面会くださいます」

ペトロネラは言った。ゴットフリートもそう聞いて思いとどまった。

 「解った。ーお前がそう言うなら」

 2回ユーゼフから使者が来て、母親と会うためにもゴットフリートは予定より早く任務復帰を決めた。親友といってもユーゼフとはここしばらく気まずい関係だった。そのためどちらも和解のきっかけを探しているようなところもあった。

 「…公女には面会を断られたので殿下とだけ話してくる」

それを聞いてペトロネラもうなずいた。

 「それでいいと思います」

公女様のご気性には少し恐ろしい部分が…。

ペトロネラは言うのだった。

 「恐ろしい?ー公女が?」

ゴットフリートは聞き返した。

 「…はい」 

前の大奥様に似て。ーペトロネラは言った。

 「…大旦那様が亡くなられたのも、公女様がお手をお下しになったからです」

 「祖父を自分で手にかけた…?」

ゴットフリートは顔色を失った。

 「そこまでする必要があったのか?」

ーこれは半ば独り言だが。

 「なので私にはあの方が…シャルロッテ様が恐ろしいのです。睨まれたらどうなるか解りませんから」 

ペトロネラは言った。

 「周りの人間がやったことにしてご自分は済ましておられたりーそういうことも平然となさるので」

大旦那様も2人のお孫様のご気性には悩んでいらしたそうです。使用人が次々手を引くとおっしゃって。

 ペトロネラの話を聞き、ゴットフリートは昔が懐かしくなった。広い野原とどこまでも続く空、澄んだ空気、自分を見つけて笑顔で駆け寄ってくる弟ーその全てが母親の密通で失われてしまった。

 『もうお前たちとはお別れだ』

父親は最後にそう言ったー

 『お前とも、お前の産んだ子とも。ーその少年が私の息子だとなぜ断言できる?』

もう帰ることはできない。自分と母親とで、父親を死に追いやったのだから。ー昔を思い出し、ゴットフリートは胸の奥に苦い後悔の念が湧き上がって来るのを感じた。

 ゴットフリートはペトロネラに言った。

 「公女の命令で残ったのに、なぜそこまで俺に味方してくれるんだ?」

 「旦那様と一緒にいたいからです」

他にはありません。ーペトロネラの言葉。

 「ー何も報いてはやれないぞ」

それでもいいのか?ーそう彼女に尋ねると。

 「それは覚悟しています」

静かにペトロネラは答えたー。

…本文を再編中です。

 

 まとまるまで少々かかりますが、

 どうかご了承くださいませ

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