あとがき
このたびは『終焉の召喚術師』を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
ルクの中の人、「ゆー★」といいます。
ここからは、あとがきとしてこの物語ができた経緯と、完結までたどり着けたことへの感想を綴れたらと思います。
この物語は、私が中学2年生のころ―――約20年前から温め続けてきたストーリーです。
当時から私はファンタジーが好きで、そのなかでも特に重厚なストーリーのバトル系ダークファンタジーが好きでした。
漫画家を目指していた時期もあり、当初は漫画のイメージでストーリーを組み立てていましたが、「これは小説としても形にできるぞ」と思い立ち、20年越しに物語を作品として残すことができました。
この物語では、できるだけ重くシリアスな雰囲気を表現したい気持ちがあったので、よくある「技名」を付けない表現を、あえてしています。
また、主人公のエルクも物語を通して、ただ能力が強くなるだけではなく、一人の少年として、人の成長を描けたらなと思い作ってきました。
ストーリーを書ききって、この物語が完結してしまったという、アニメの最終回を見た後に感じる喪失感のようなものを感じています。
ただ、その一方で20年間思い描いていた物語が無事しっかりしたストーリーとして形にできたかなという達成感も感じています。
そして実は、この『終焉の召喚術師』において、私は「ストーリー原案」と「世界観・キャラクター設定」を担当させていただいていました。
ルクの中にはもう一人、私の原案をもとに文章を書いてくれていた「あられこぼし。」さんという人がいます。
私は文章自体を書くことが非常に苦手なので、拙い原案をここまで物語として丁寧に仕上げてくださったことに感謝しています。
それでは、ここからのあとがきは「あられこぼし。」さんにバントタッチします。
こんにちは。
あられこぼし。です。
このたびは、『終焉の召喚術士』を最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。
そして、お気に入り登録も多くの方にしていただき、心より感謝申し上げます。
このお話の原案を初めて聞いたのは、二人でオンラインゲームをしていたときのことでした。
「こんな話を昔からずっと考えてたんだ」と聞いたときは、最初は「へー」くらいにしか思っていなかったのですが、私の仕事がひと段落したのをきっかけに、私のほうから声をかけたのです。
そこからはもう大変で、イメージのすり合わせやキャラクターの口調、背景描写などを細かく相談しながら書き続けてきました。(それはもう、鬱陶しいくらいに電話をしながら笑)
時系列が合わず、夜中に「あーでもない、こーでもない」と、言い合いをすることもありましたね……。
最後まで書ききれるか不安もありましたが、こうしてあとがきを書くことができていることにほっとしています。(※実際はまだ『ベルフェゴールの封印が解かれているところ』を書いている最中です)
恋愛小説を書き続けて7年目の私ですが、今回こうしてファンタジー小説を書く機会をいただけたことで、またひとつ成長することができました。
ちなみにこのあと、誤字から誕生した『終電の召喚術士~週末の日~』という番外編も作ってみましたので、よろしければそちらもあわせてお楽しみください!
それでは、またお会いできる日を楽しみに。 あられこぼし。




