第6話「武力衝突」
なるほど。すっげえ意味深な消え方してんじゃん
浩太「ひとまず皇帝のとこに行くか」
考えて、現状が変わるならそれほど幸運なことはない。だが今は考えても意味はそれほどない。ならやることをさっさと終わらせるべし
ソルム「その体で大丈夫なのか?」
言われて見ると、魔力は枯渇していて体力もほぼない。今の俺結構満身創痍じゃね?
浩太「ま、まあ大丈夫だろ。それに早いうちから動くことも重要だ」
それに、今の俺には神宝は荷が重い。しっかり鍛えなおさないとな
◇◇◇◇◇
目の前に居る皇帝は、とても機嫌がいいらしい
俺が持ってきた剣に目を輝かせている
皇帝「まさかあの龍剣が双対をなす剣だったとは。まさに龍の武器」
ほらこの通り
浩太「それで、死刑の方は・・・・・?」
こっちが目的だからな!なんのために死ぬ気で魔王の手下と戦ったと思ってんだ!
皇帝「約束通り免除だ。これでお前は自由の身だ、自分の国に帰るでも、ここに残るでも、好きにするがいい」
いよっしゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!
ってことでさっさと帰ろっと
浩太「では私はここで失礼します!」
皇帝の間を後にしようとしたその時
慌てた様子の兵士が皇帝の間に入ってきた
兵士「恐れながら申し上げます皇帝陛下」
少し驚いた様子で皇帝は顔を上げる
皇帝「なんだ?申せ」
そして次の瞬間、辺りが凍る
兵士「我が国カイキアス帝国の領土が、魔王軍の侵攻を受けました」
魔王が・・・・・動き出しただと
互いが牽制し合って、勢力の均衡は取れていたはず。なのにどうして魔王軍が攻めて来るんだ!?
皇帝「被害規模は?負傷者数は?」
兵士「近くの都市数か所が被害を受け、負傷者は少なくとも1万」
一万・・・・・?
ばかげている。それだけ奴らは本気なのか
皇帝「すぐに兵をだせ!半数以上割いても構わん!今すぐ奴らの侵攻を止めろっ!!」
◇◇◇◇◇
それからは早かった
周辺国で結んだ条約に基づき、総力戦で魔王軍を排除する
無論、それは冒険者とて例外ではない。国家直々の依頼として、最前線で戦うことになった
皇帝は俺に双剣を預けられ、実力を蓄えるよう言われた。そしてこうも言っていた
皇帝「これは俺からの依頼だ。お前以外にこの双剣は扱えないらしい。持つことさえできない。ならお前が強くなれ、魔王軍幹部を倒せるくらいにはな
今は神宝を扱えるお前が貴重な戦力だ、必ずここに戻れ。己を鍛え、兵器として戦え」
どうやら晴れてこの双剣は俺のものになったらしい
とはいえ、どうしたもんかね。高レベルの冒険者から順番に出陣をしている。聞けば全員上級職のパーティーが明日には出陣するとのこと。まあここまで本気を出せば、俺達が行く前に終わりそうな気もするが・・・・・。あれ?これフラグじゃね?
◇◇◇◇◇
三か月後
んまずい、非常にまずい。上級職のパーティーが消えたせいで、各地のダンジョンから魔物があふれかえっている。そして、俺たちの所のレジストリにも、ダンジョンの魔物討伐の依頼が回ってきた。
久しぶりに、レジストリの方に行ってみたら
受付の人「お願いしますううううううう!!!」
と、開口一番に泣きついてきた
浩太「どしたん、話聞こか?」
まあレジストリの方も相当大変だよな。掲示板を見ても、ダンジョン制圧のクエストしかない。これはクレームも多そうだな
そんなこんなで受付の人から懇願された依頼なんだが
浩太「古代都市ユグドラシル、ねぇ・・・・・。その名の通り、世界樹を守っていた都市か」
受付の人「はい。世界樹の中層のモンスターの一斉討伐に当たって欲しいんです」
一斉討伐か、流石に俺らだけじゃ厳しいよな。せめてもう一つパーティーがいればいいんだが。そう上手くわけはないな。地道に俺らだけで攻略か。
古代都市ユグドラシル。神暦が使われる以前の、2000年以上も前に存在していた。神からの恵みである世界樹を守るために。しかしある出来事をきっかけに、一夜にして都市は崩壊した。原因は未だ分からず。
そんなこんなで、崩壊した都市に魔物が住み着き、現在の古代都市ユグドラシルもといダンジョン「世界樹」が誕生したってわけだ。
依頼は受けた、が受付の人から禁則事項を言われた。
1中層よりも下には行くな
中層より下には上級職パーティーしか太刀打ちできない程の魔物がうじゃうじゃ湧いてくる。とてもじゃないが危険だ
2万が一、下層の魔物と遭遇した際は速やかに避難すること
たまに下層の魔物が中層に上がってくるらしい。いやめっちゃ危ないな
3世界樹を倒してはならない
これは絶対に守ってと言われた。それは、そもそもこの世界樹ができたことに起因する。
世界樹が神の手によって植えられる以前のユグドラシルは、魔物の巣窟だった。その巣窟は、魔界と繋がっていて、そこから無限に湧き出していた。
それを見かねた神は世界樹を植え、強力な封印を施した。魔界から漏れ出る魔力によって、魔物は湧き出してくるが、それでも世界樹内部にしか出現しなくなった。
なので世界樹を倒すと、魔物が無限に湧き出してくるどころか、魔王軍が攻めてくるみたいな地獄絵図ができるわけですねはい。
エレ「それでは、準備も兼ねて5日後に出発しますか?」
浩太「じゃ、そうするかね」
次なる旅の目的地はユグドラシル。ここでガッポガッポ稼ぐでぇ!
ちなみに、魔法使っても一週間以上かかる。いやめっちゃ遠いなおい
ついに、本日。『俺達が創るこの世界の開拓史』を投稿して一年が経ちました!
人気はないですが、ここまで見てくれた読者の皆様に感謝の言葉を述べさせていただきます
一年間、ありがとうございました!
さて、僕の暇とやる気が尽きない限りこの作品を描き続けるわけなんですが
「おい!初期に比べてめっちゃ投稿頻度下がってるじゃねえかこの浮遊生物野郎!」
というツッコミもあるんじゃないかなと思います(それを言われるほど人気かと言うと・・・・・)
なぜこんなに投稿頻度が落ちているかというと、忙しくなった+やる気が大幅に落ちている、というわけなんですよホントに
まあ言い訳はここまでにして、せめて一か月に一回は投稿したいですというかします。なのでこれからも是非この作品を見て行ってください!




