表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺達が創るこの世界の開拓史  作者: white noto
第三章 世界を導く鉄道
47/55

第11話「地続き」

はい、場所を変えますよー。え、どこに行くかだって?チッチッチッ、そういうのは来てからのお楽しみって奴だぜ。でもまあ




もう着いてるんですけどね。はい、アルメッド神殿です。


今日はアルーンのお偉いさんと「商談?会談?どっちでもいいや」があるんですよ。でも皆さんならお偉いさんなんてすぐに想像できるんじゃないんすか?


レガス「おい、よそ見してんじゃねえよ」


バシッと叩かれた。非常に痛い

はい、レガスとの商談です。内容はもちろんアレですよ。この章のテーマからすぐわかるわ


浩太「それで、何か所くらい鉄道を敷設するんだ?」


今回の話し合いの主題は「アルーンに鉄道を敷設したいが、具体的にどこに敷設すれば良いのか」だ

鉄道と一概に言っても、駅やら費用やらも全部考えなきゃいけない。世の中そんな甘くはないってことだ


レガス「そうだな‥‥‥‥。まず主要都市の行き来が最優先だ。とすれば、まずは経済活動が盛んな都市を洗い出さなきゃな。ルミエル、今月の各都市の利益の資料を出してくれ」


おっと、一切気配がなかったがレガスの隣に剣士ルミエル居たな。って、ルミエルって誰だっけ?あんま覚えてないけど、なんか何も喋らない陰キャだったような。絶対クラスに一人はいる奴


レガスに言われ、ルミエルは棚から資料を取り出してこっちに持ってくる


ルミエル「これです」


一国家の情報だから、俺は敢えて見ないようにする。余計なことには首を突っ込むなってね


レガス「よし、じゃあ指定した都市を順番に巡って、鉄道開発を進めてくれ。こっちからも、数名技術者を派遣しておく」


浩太「特に問題は無いな。それじゃあ今後はその計画通りに動こう」


これで、商談は終了。後は個人的にレガスと話すだけだ




レガス「それでどうだったか?あそこの村は」


レガスはこう言ってくるが、こっちだってかなり大変だったんだぞ!

ということはさておき


浩太「いや、大変だったよ。辺りに店もない。唯一助かったのは、そこに魔熱油の油田があったことだけだ。‥‥‥まさかお前それを見越して、俺を飛ばしたのか」


レガスが待ってましたと言わんばかりに表情を変え、指を鳴らす


レガス「正解だ。とはいえ、あの油田を放置して火でも付いたら大惨事」


浩太「その上、魔熱油から大量の魔力が放出されて、辺りの住民は皆瘴気で死んでしまう。俺達が使って正解だったな」


何ともまあ悲惨なことにならずほっとしていると、レガスに聞きたかったことを思い出す


浩太「そういえば、


魔王って知ってるか」




そうだ。俺の本来の目的は『魔王討伐』

そのために少しでも情報を集めなきゃいけない


レガス「‥‥‥ああ、知っている。もっと言えば、実際に会ったこともある」


これは凄いことを聞いた


レガス「だが、多くを語ることは出来ない。そういうルールだからだ」


結局そこまでの情報は得られなかった

が、一つだけ教えてもらったことがある


魔王は2番目の『転移者』らしい




『転移者』

現実世界で死んだ者の一部は、転生者としてこの世界に転生する

しかし、転移者は全くの別物だ

現実世界から何かしらの方法で召喚された者を指す


転生者も転移者も希少だが歴史上居なくはない

最初の『転生者』は【神ノ剣(カミノツルギ)】という神器を持った勇者

2番目の『転移者』は魔王と呼ばれる存在にまで進化した


なぜ2番目かって?それを俺に聞くな!俺だってわっかんないよ!!!

ともかく、異世界ようこそ初期メンは何かしらの凄い肩書を携えている

‥‥‥異世界ようこそ初期メンって、なんかいい響きだな




◇◇◇◇◇




二ヶ月後‥‥‥。


浩太「よし、ここで最後だな」


二ヶ月間、レガスから頼まれていた仕事を行ってきた

各地の技術者にレール製造機を売って、鉄道を敷設してもらった。いやぁ、開発よりこっちのほうが断然楽ですわぁ~


あ、勿論俺だけじゃなくパーティーメンバーも連れてきています。奴らにはちょくちょく色んなものを買い与えて、旅の不満を無くしている。計画通り‥‥‥。


そして最後の敷設場所は、コンジット村だ。レガスが「遠くの方まで敷設した方が何かと便がいいだろ」って言ってたんで、辺境の地にも敷設することができた。でもまあ、何かとこの村には世話になりましたから、最後はしっかり挨拶しましょう


浩太「お前らー。荷物忘れてないよな」


エレ「大丈夫です!」

ソルム「特になし!」

フィーア「無しです!」


浩太「それじゃあ村長、ありがとうございました」


目の前の村長に一礼する


村長「こっちこそ、便が良くなって感謝するよ。ありがとう」


いやあ、温かい会話だね

もうそろそろ行かなきゃな


そして俺達は村を出る

そして、開拓史の一章『世界を導く鉄道』を書き記していく




ああ!そういえば、カッコいい感じで終わったが、まあ案の定と言うべきか


ソルム「あ」


浩太「ん?どうした」


ほかのパーティーメンバーに聞こえないように、ヒソヒソと話しかけてくる


ソルム「アルーンの都市で買った例の薄い本(極秘)が無い」


浩太「は???」


ソルム「忘れてきたかもしれねぇ」


うん忘れ物をしてしまった

どうしようかと少し考えこむ

そして全員に話しかける


浩太「お前らちょっとマッテローヨ。忘れ物したから急いで取りに行ってくるンゴ」


フィーア「忘れ物?私が行った方が速いんじゃない?」

浩太「いや皆に苦労は掛けられないから!じゃあ!!!」


そう言って俺は爆速で薄い本(極秘)を取りに行った



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ