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俺達が創るこの世界の開拓史  作者: white noto
第三章 世界を導く鉄道
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第5話「刻印」

話し合っても仕方がない、それが分かっただけでも十分だろう。うぅ、悲しい‥‥‥

結局自分で考えることにした。まずは抽象的に考えよう

レールを作るためには以下の手順を踏むことになる


1.鉄を熱する

2.鉄をスキル【技巧(アルス)】で形を作る

3.急冷する


この手順通りの機械を作らなきゃならないんだが、こっちの世界には大層な機械はない。文明レベルが中世だからだ。基盤なんてものはないし、どうするか


とりあえず『鉄を熱する』この工程を自動化するぞ!


◇◇◇◇◇


やっぱり、この世界で機械を作るなら魔法を有効活用しなければ

そんな訳で、近くの町に出ようと思う。町には何か文献やヒントがある可能性が高い。ちなみに歩いて半日もすれば着く距離だ。無論、そんなに時間をかける気は毛頭ない。当たり前だろ!クソ暑い砂漠を休憩なしで歩けってか?冗談じゃないね

ということでフィーアを連れて行こうと思う


ん?何で急にフィーアを連れて行くって言いだしたんだ?コイツ遂にトチ狂ったか?ってそうじゃないそうじゃない

フィーアは最近新しくスキルを習得した。その名も【加速度(アクセラレート)

以前、【加速(アクセル)】というスキルを見たが【加速度(アクセラレート)】は全く性能が異なる

加速(アクセル)】は一瞬だけ加速するスキル。【加速度(アクセラレート)】は長い時間緩やかに加速するスキルもとい魔法。持続性と安全性の面から【加速度(アクセラレート)】の方がぶっちゃけ使える。急に加速したら酔ったり体がぶっ壊れたりするかもしれないからね。




はい、フィーアを呼んできました


浩太「頼むぞフィーア」


フィーア「分かったです!【加速度(アクセラレート)】」


二人に【加速度(アクセラレート)】の効果が付与された


浩太「それじゃあ行ってきまーす!」


俺達は町までダッシュした

でも、炎天下で走るのはバカだったかもしれない。いやバカだな


◇◇◇◇◇


はいバカー!水が足りなくなって現在疲弊中。フィーアも倒れてしまった


フィーア「もう‥‥‥ダメ‥‥‥‥‥‥。」


水!水を!どっかにないか

‥‥‥あ、オアシス発見!


俺は全力でフィーアを担いでオアシスに投げ込んだ

※疲弊した人を湖に投げ込んではいけません


とりあえず二人共回復したところで、町の魔導書店に向かった




そして、ここが魔導書店ですね。何か文献はないものか


浩太「この量は、下手したら一日中探すしかないな」


フィーア「てことは泊まりってことです?」


浩太「まあそうなるな、宿取ってこい」


フィーア「ラジャー!」


心なしか楽しそうに見えたが、大方ソルムのセクハラにうんざりしていて一人の時間が欲しかったってところか。なんにせよ、俺は探し物に来たからな。徹底的に探してやる!


とりあえず手探りで色々探してみることにした

魔導書店って言っても色々あるんだな。『一般魔法全集』とか『迷宮のための魔法』なんかが目に入る。今度買ってみてもいいかもしれないな。だが今回はあくまでも自動化のための魔法を探している、なんかないかなっと‥‥‥。これとか読んでみるか


何気なく取ってみた本の題名を見る。『ここに隠れている魔法~日常編~』って言うやつらしい。日常によく使われる魔法の紹介とかそういうやつか。どれどれ、一旦買ってみるか


◇◇◇◇◇


買った本を宿で読むことにした

隣にいるフィーアは暇そうに俺を眺めている。すまんよ、今は忙しいんだ。構ってやる暇はないんだよ

さて、気を取り直して読もうか。


本にはいろんなことが書かれていた。水汲みのポンプや鍛冶屋のハンマー、果てにはお茶ポットまで

いやハンマーは日常じゃないだろ、ってことはこの際置いておこう。大事なのはどうやってどのように使っているか、だ。一般人は基本魔法が使えない。魔力自体は誰にでもあるんだが、魔法使いとかじゃない限り魔法は習得しないとのこと。だから誰でも使えるような魔法を作らなければならない


そこで出てきたのが『刻印』という技術だ。物に小型の魔法陣を描いて、物に魔法を刻むらしい。そうすれば、魔力を刻印に込めるだけで魔法が発動すると。いやはや便利なもんだな、魔力があれば誰にでも魔法が使えるとは


どうやら昔の魔術師が魔法陣の仕組みから着想を得て「これならわざわざ床に描かなくても、いいんじゃね?小型だし、便利じゃん。魔法陣作ったやつ絶対バカだろwww」と考えたらしい。いやこの発言は俺が妄想したんじゃないからな。まじでこの本にそのまま書いてあったのだ。いや本にこんなこと書くなよマジで


なんか文章自体適当で「これはハゲのおっさんがよく使うアレね。ん、あれって何だよって?知るかよ自分で考えろこのクソ低能ども。どーせニートみたいな生活してんだろ!この本見ている奴は大体ティッシュ使って毎日育児に夢中になってんだろ!あ゛あ゛?」とか書いてある


いや、この世界にティッシュって概念自体なくない?何でこの著者が俺の前世の世界の用語を知っているんだ?‥‥‥いや、もう考えるのやめよ。関わろうとするのは碌なことにならない。うん、気にしなかったことにしよう。それが一番だ


俺は立ち上がって、早速刻印についての本を探すために書店に向かった




浩太達の宿の机から一冊の本が落ちる

本の題名『ここに隠れている魔法~日常編~』

その本は大昔の冒険者が著書した『世界に隠れている魔法集』という2000年以上前の本をほぼそのままの内容で再発行したもの

その著者の名前は






『アキヒロ・ウエサカ』

第7回解説コーナーです!


今回のテーマは「魔熱油」について

魔熱油は、石油のようなどす黒い液体です。可燃性の液体で、燃やせば大量の熱と魔力を発生させます。性能は石油なんかよりも遥かに高いエネルギーを持っています。なので完全石油の上位互換です

魔熱油は、魔力濃度の濃い生物の死骸が長い時間のうちに微生物などによって引き起こされる化学変化によってできます。魔力が濃い世界特有の燃料です。ですがすぐ火が付くためかなり危ないのと、大量の魔力を放出するため様々な障害が起こり、結果として人には殆ど使われていません。ましてやただのゴミ扱い、本当に一部の学者だけがちょこっと推しているとか


以上、解説コーナーでした!次回もお楽しみに

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