第4話「熱々のレール」
はいこれを使ってねー
俺は金槌を持って、熱せられた鉄の延べ棒を叩く
いやぁ、加工とかをしていたらいつの間にか技能値が40になっていた。そのおかげで俺は新スキルを習得した。その名も
浩太「【技巧】っ!」
俺が叩けば叩くほど、鉄はより繊細な形を成していき
浩太「【技巧】っ!」
丈夫でかつ精巧な形を生み出す
浩太「【技巧】っ!」
ソルム「うるせぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
浩太「‥‥‥はい‥‥‥‥‥すいません」
ソルムに怒鳴られてしまった
いかんいかん、ちょいと熱が入り過ぎましたな。気をつけねば
ソルムはこの街の警護をしている。給料も手に入るから何かとお得だそうだ
ちなソルムはヴィクトリウス教の信者である。いや今のあいつの職業は中級職の司教だったような?
一応、俺らパーティーのスペックを今一度確認しておくか
氏名:最上浩太
年齢:15歳
職業:冒険者
レベル:2Lv
攻撃力:15
防御力:15
俊敏性:15
知力:12
技能値:40
幸運値:10
最大魔力量:1020J
魔力率:24W
氏名:エレ
年齢:不明
職業:女神
レベル:12Lv
攻撃力:30
防御力:30
俊敏性:30
知力:9
技能値:23
幸運値:30
最大魔力量:1MJ
魔力率:500W
氏名:ソルム
年齢:18歳
職業:司教
レベル:17Lv
攻撃力:35
防御力:15
俊敏性:20
知力:10
技能値:21
幸運値:10
最大魔力量:1100J
魔力率:50W
氏名:フィーア
年齢:13歳
職業:魔法使い
レベル:4Lv
攻撃力:12
防御力:10
俊敏性:10
知力:15
技能値:20
幸運値:10
最大魔力量:1050J
魔力率:32W
ざっとこんな感じ、うんうんみんな成長してるね‥‥‥‥‥‥
って、俺だけ2Lv!?
俺だって結構努力しているはず‥‥‥。いや、みんなに討伐云々を任せて自分だけ内職していたからな
これは非常にマズイ!俺だけ仲間外れは絶対良くない!
俺もレベル上げをしよう
しかしながら、今はレベル上げなんてやっている暇はないのだ。鉄道開発に忙しいからね
そうして俺は再び作業に戻った
◇◇◇◇◇
いやはや、二日もかからずに完成してしまったな。勿論徹夜で
この世界に労働基準法なんてものはない。つまりこき使っても問題ないということ
地味にソルムに怒られたことにイラついているから荷物運搬にこき使ってやったわwww
まあそんなことはどうでもいいんだよ
俺が作ったのはレールなんだが、飽くまでもサンプルとして作ったものだ。人一人で何百kmも長いレールなんて作れるわけないだろ。真面目に作っていたら馬鹿を見る
だから自動化をすることにした
自動化と大層なことを言ってみたものの、案なんて正直ない。女神様お願いしますぅ、助けてくださいよぉ
って女神様っていうと俺らのエレのことになってしまう。ていうかぶっちゃけ俺は無神論者だ。神なんかに頼って救われるなら世界は苦労しないってことだ。そりゃあ心の支えってのは必要だ。神でも何でもあった方がいい。けど信じることと行動することは違うだろ。結局自分で行動しなければ何も意味がない‥‥‥。
っと、いかんいかん、話が脱線してしまった。案がないなら、仲間たち全員で考えてみよう
仲間に集合をかけて話し合いが始まった、まではいいんだ。うん、そこまでは良かった
正直、失敗した。考えてみろよ、あいつらだぞ
エレ「えと、ちょっと何を言ってるのかが今一ピント来ません。その、自動化って何ですか?自動化ってどういう意味なんですか?」
あ、ダメだこの子、自動化から説明しなきゃいけないのか‥‥‥。え、自動化だよ。自動化のワードでなんとなく分かるでしょ、自動で物を作ってくれるんだよ?自動って言葉が入ってるじゃん。一般教養だよ、常識だよ?この子自動化というワードすら知らないとは、かなりのアホだな
ソルム「自動化?する必要ないだろ。お前が働け」
あ゛あ゛?こいつ後でこき使ってやる‥‥
フィーア「要は、ヒューってやってヒョイってことです!なんか凄いビックな力でバーンといくです!」
君は何も考えてないね。お兄さん抽象的過ぎて分からないよ
こんな感じで、話し合いは全く進まなかった




