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俺達が創るこの世界の開拓史  作者: white noto
第三章 世界を導く鉄道
37/55

第2話「アルーンでの外交」

町長に、話があるからと役場に呼ばれた

俺は知っている。というより何回も経験している

町長は礼儀に超うるさい人なのだ。ノックの回数を間違えたくらいですぐ怒るんだよなぁ。だから三十路になっても男っ気一つすらないんだよ..............って、これ以上話すのはちょっと気が引けるのでやめにしよう


そして俺は、某国際基準のマナーに従ってノックを「コンコン、コンコン」と四回する


浩太「失礼します」


ガチャッ、と扉をゆっくりと開けて入室する


バンッ!


町長「てめぇ言ったよなぁ!入室するときは相手の返事を確認してからだろうがよ!!!」


開口一番に、怒られました。グスンッ

いつも怒られないように作法には気を付けて入室しているんだけど………………

今回も失敗だった。ざけんなチクショー!!!この三十路女がっ!!!いつまでも舐めてるとこっちだって分からせてやるカンナ!………………って、これ以上話すのはちょっと気が引けるのでやめにしよう


長話(説教)も終わり、俺は町長から要件を聞く

町長もようやく怒りが収まって、本題に入る


町長「唐突で申し訳ないんだけど、他国に行って来てくれない?」


そう、またグラスランドタウンを離れて様々な国を巡ることになった

何でかっていうと、外交だ。他国に鉄道を敷設する許可を取りたいってことらしい。町一個がやっていい規模の計画じゃないんだよな。

はぁ、ホントに毎日が忙しい




家に戻って仲間たちを呼んだ


浩太「よしお前ら、外国に出かけるぞ」


エレ&ソルム&フィーア「「「え?」」」


エレは渋々準備をしているけど、その他の二人は駄々をこねていた

まあそりゃそうだよな。だってアルーンから帰ってきてまだ1週間しか経ってないし。まだぐったりしたいんだろう、俺もだ。正直こんなのクソだろ!


エレ「やっと落ち着けると思ったのに………………ううっ」


うん、それは俺も思うよ。


ソルム「ふざけんな!やっと自室を手に入れたのに!」


その部屋は俺が作ったんだけどな。


フィーア「そうです!自分の居場所である部屋を手放すなんて、できないです!」


うん、その部屋も俺が作ったんだけどな。それに手放しはしないからね、ちゃんとこっちに戻ってくるよ。


そんなこんなで、何とか説得したら付いてきてくれた

まずは例のあの国に行こう!


◇◇◇◇◇


浩太「ということで、やってきた」


レガス「いや『やって来た』じゃねえだろ。本当に急だなオイ」


ここはアデント砂漠の大国「アルーン王国」

前回色々あったところだ。レガスが王になり、国も新体制になってまだ一週間。国内も結構慌ただしいようだ。前国王レグルス・アルメッドは消息を絶ち、レグルスの派閥の騎士なんかはアルーン王国を出ていってしまった。前までは人口1000万の大国だったけど、今は600万に落ちている。急な君主交代で、一部の国民は混乱によって他国へ出て行った

それでも次期王として幼い頃から教育を受けてきたレガスは、多少は国を動かせるらしい。今は複数人で国を少しずつ動かしている


浩太「各国に鉄道を敷設するために、アルーンに組織を作りたいんだ。そこで物資を提供してくれれば、アルーンの便は良くする」


レガスは少し考えているみたいだ。アルーンに鉄道を敷設できれば、アルーンの便自体もかなり良くなる


レガス「分かった。それについては飲もう、ただしこちらからも条件がある。利益の3%を国に渡してくれ。それがあれば後は自由にやって構わない」


はい、言質取りましたー。これで国王の許可取ったし、組織を作るか

第6回解説コーナーです!


今回は「アクセス・レジストリ」です

アクセス・レジストリは、いわゆる冒険者ギルドと同じような組織です。主に依頼を冒険者たちに斡旋する役割をしています


職業登録の際に各職業の説明をしていましたが、他にも多くの職業があります。受付の人は詐欺紛いなことをしていたわけです。主な理由は、各地域の単純な冒険者不足が挙げられます。依頼があっても、誰も依頼を受けないので、現在は冒険者ギルドもどんどん縮小化しています


以上、解説コーナーでした!次回もお楽しみに

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