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俺達が創るこの世界の開拓史  作者: white noto
第二章 示されていない獣道
34/55

第14話「この世界の開拓史に刻まれる英雄の出発」

浩太「………………………………ってことがあったんですよ」


目の前には、口が空いたままの町長がいた

そして、白目を剝いて倒れてしまった


浩太「あーやべ、町長どうすっかな」


◇◇◇◇◇


レガスが王になりました。

今日は王位継承式です


勿論、私たちパーティーはというと


フィーア「追い出されたです」

ソルム「追い出されたな」

エレ「追い出されてしまいました」


浩太「なんで追い出すんだよ!!!」


そう、俺たちは王位継承式に参加しようとしたんです

でも受付の人にこう言われてしまいました


受付の人「いや、関係者以外立ち入り禁止だから、無理だよ」


浩太「いやそうは言っても、俺達は奴隷組織を壊滅させた英雄ですよ!」


受付の人めっちゃ呆れてるじゃん

いや知るかよ!俺は英雄だぞ!


受付の人「いいからさっさと立ち去りな、許可なく入れるわけないだろ」


フィーア「当たり前です」

ソルム「そりゃ当たり前だ」

エレ「当たり前ですかね」


浩太「チキしょう!この野郎ー!!!」


俺は見上げた空に向かって、そう叫んだ




後日、レガスと俺は商談をしていた


レガス「………………っていう手配でいいか?」


浩太「分かった。はぁ、これでやっと帰れるよ。大体、鉄道開通のための魔熱油のためだけにここまで来たのに..............」


俺はため息をつく


浩太「でもまあ、仲間もできたし、何よりもこうやって無事にみんなが居ることが一番だ。それじゃあ頼むよ、手配諸々」


レガス「ったく、相変わらず無礼極まりないな。他の連中の前では、無礼な真似はするなよ」


レガスが呆れたように言う


浩太「よしっ! ここからまた始まるんだ。新たな仲間を加えて、俺達は創り出していく。この世界の開拓史に刻まれる英雄の出発だ!」


◇◇◇◇◇


俺はこの砂漠の国アルーンを見つめる


レガス「じゃあ、またアルーンに来い!歓迎してやるよ」


ルミエル「皆様、今回の奴隷組織の壊滅。ありがとうございました」


ルミエルは丁寧に頭を下げる


浩太「………………君誰だっけ?お前ら覚えてる?」


ソルム「いや全く」

フィーア「国王様の隣に居たような………………」

エレ「私は覚えてますよ………………。名前だけ」


ルミエル「へ?」


いや普通に覚えていない、レガスの隣に居たような居なかったような………………


レガス「お前覚えられてねえじゃん」


ルミエル「そんなぁ………………。レガス様ぁ~」


あらら、あの子半泣きになっちゃってるよ


浩太「とにかくだ、俺の活躍をちゃんと聞いとけよ!」


レガス「酒のつまみ位には聞いてやるよ」


俺とレガスは拳をぶつけ合い、互いの健闘を称え合った


グキッ!


あ、レガスの力が強すぎて…………俺の骨が折れたみたい………………


浩太「ギィャァァァァァァァァ!!!」




ってことを全部町長に話したら


白目剥いて倒れちまったって訳だ


浩太「おおよそ、こんな小規模の町が大規模の、しかも国と貿易を始めるって聞かされて混乱状態ってところか?」


ソルム「いや真面目に分析するなよ。それよりどうする?俺は年下好きだから、食いたいならお前が食えよ」


浩太「いやいやまず女性を常に性的判断基準に落とし込むな気持ち悪い!そしてお前は年下好きではなく生粋のロリコンな!」


俺達はこの示されていない獣道を歩いた

時には仲間、時には魔法

そんな道を辿った訳だが、今度は何処に向かうのだろうか………………


でもこんな冒険も悪くない、と思えたのだった

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