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俺達が創るこの世界の開拓史  作者: white noto
第二章 示されていない獣道
33/55

第13話「小さい王と弱者」

レガスに負け、獣王としてのかつての自分が燃え尽きたレグルス

「小さい王」はアルメッド神殿にて、初めて敗北した


希望も地位も潰えたレグルスは自身の敗北を宣言し、この内戦は終結した


でも、それを許さない奴が一人居た


???「おやおや?この前までの野心溢れるレグルス様が居ませんねぇ」


レガスは突如アルメッド神殿に侵入した者を警戒する


レガス「何者だ?見るところアルーンの兵士ってわけじゃ無さそうだが」


そんなレガスとは対照的に、レグルスは急に怯えだす


レグルス「貴様は!?や、やめろ..........来るなっ!!!」


???「おやおや、そんなにも怯えてしまって。これじゃあ契約も不成立ですねぇ」


レガス「何者だと言っている!答えろっ!!!」


レガスが怒号を上げる


???「おやおや、お気に触ったようでしたら謝罪申し上げます。私は魔王【ヴルトゥーム】の幹部【五欲】の一人、【惰眠のアヌビス】です」


それでも、レガスは動じない


レガス「それで、魔王の幹部が何の用だ?」


アヌビス「この男を魔界に連れて行くんです。この男は私たちとの契約を破棄したと見なしましたので」


アヌビスはレグルスを指差して、そう言う


レガス「させる訳ねえだろ」


アヌビス「いえ、しかし契約ですので。それでは」


アヌビスはそのままレグルスの身柄を連れて姿を消す


レガス「待てっ!?..................行ってしまったか」


改めて、レガスは王となった




テネブリス「くっ!?」


ルミエル「まだまだっ!!!」


ルミエルとテネブリスはずっと勝負を続けていた


しかし、二人の視界にレガスが入ってくる


レガス「もう終わりだ、テネブリス。俺の勝利だ」


ルミエル「レガス様っ!」


ルミエルはレガスの勝利を歓迎した。しかしテネブリスはそれを拒絶する


テネブリス「王太子、いえ王。いずれこの借りは返します」


テネブリスは姿を眩ました


◇◇◇◇◇


一方、俺浩太含めたパーティーメンバーはというと


フィーア「これでひと段落です!」


エレ「アジトの奴隷は全員無事ですね」


フィーアとエレは奴隷達の避難に成功

でもね、俺は・・・・・


浩太「いやさ、みんな無事なのはいいんだよ。うん、すっごく平和でいい終わり方だけどさ......................」


そうして、束縛されたルリの身柄を引っ張り上げる


ルリ「んん゛!ん゛んん゛!!!」(ちょっと!やめろキモイ!)


浩太「気のせいかな?微かにキモいって聞こえた気がするんだが...................。まあいいだろう」


俺は言いたいことがある


浩太「それで俺が戦ってたコイツさ、一般人未満の戦闘力らしいのね。俺がめっちゃ苦戦してた”コ”イ”ツ”が!!!」


そのときソルムが一気に吹く

そう、つまりこの事実は「浩太は一般人よりも雑魚」ということを表している

すっごい恥ずかしい!


浩太「コイツと俺の戦闘をずっとソルムは見ていたらしいのね。いや普通仲間がピンチの時は助けるじゃん。それをソルムは放置して一人で楽しんでいたらしいじゃない」


ソルム「いやぁ、あの戦闘はとても滑稽でした。まるで子供同士のじゃれ合いのように、微笑ましかったです」


ソルムが俺のことを小馬鹿にしてくる


浩太「お前、ふざけんじゃないよ。後でじゃなく今から制裁な」


ソルム「やっべ逃げなきゃ」そそそっと


浩太「待ちやがれ!【電気抵抗(レジスタンス)】!」


瞬時にソルムの動きを止める


ソルム「あっ!!!魔法は卑怯だぞ!」


浩太「黙れ!勝ちゃいいんだよ!!!世の中卑怯でナンボだ!」


そのままソルムに殴り掛かる




俺が一般人より弱いことがバレて、随分と恥を掻かされたが

アルーンの奴隷問題は一旦は片付いた


さて、これから俺達はどうなっていくんですかね......................

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