第18話「曲がった鋼鉄」
浩太「そんな訳で、鉄道を作ろう」
ソルム「鉄道ってなんだ?」
浩太「うーん、イメージは難しいかもしれないがはやい速度を出す乗り物って感じかな」
エレ「仕組みはもう出来上がっているのですか?」
浩太「それをこれから作ろうと思う!」
大丈夫、ここの街から鉄道敷設の許可は取ってある
冒険者にこの前の借金の事を話題に出して脅したらすんなりと許可を出してくれたよ
※詳しくは第十三話「理不尽だなぁそうに決まってる」をご参照!
◇◇◇◇◇
浩太「よし、これで設計完了っと」
列車の仕組みは簡単だ
燃料となる「魔熱油」石油みたいな液体の燃料で、燃やすと莫大な熱と魔力を放出する
これを燃やして水を蒸発させてタービンを回す、つまり蒸気機関だ
この仕組みの列車を魔熱蒸気機関車と呼ぼう
浩太「あとこの部品諸々作れる職人だな」
俺が一番最初に働いていた職場は金属加工の会社だった
まあ訳あって転職したんだけれども
とりあえず自分で加工してみることにした
浩太「タンクぐらいなら作れるんだが、精密な物となると・・・・・」
やっぱり俺の技術力じゃあ設計はできても加工はなぁ
そうだ!こういうのは先に街にいるソルムに聞いてみよう
◇◇◇◇◇
ソルム「腕のいい職人なら、当てがあるぜ」
ビンゴ!知ってるじゃん!
浩太「と、言うと?」
ソルム「ちょっとついて来な。そいつの所に案内してやる」
(まぁただかなり癖が強いがな)
そしてその人の店に着いた
ソルム「邪魔するぜー」
職人「おう、どうした?武器の修理か」
浩太「お邪魔します」
職人「兄ちゃん、見ない顔だな?」
浩太「俺、浩太です」
職人「俺はここの店主、フェテウス」
浩太「それで、店主さんに少しご依頼がありまして」
フェテウス「それは一体何の依頼だ?」
浩太「この部品を作って頂きたいんですが」
そう言って俺は設計図をフェテウスに差し出す
フェテウス「なるほどな。これで受ける、なんて甘いことは言わねぇ」
あー、なるほどね
めんどくさい職人キャラか
浩太「じゃあ、どうするんですか?」
フェテウス「決まってんだろ。俺の依頼をこなせ、お前を見極めてえんだ」




