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東方付喪鏡譚  作者: YORUTUKI
7/18

鏡と人形人形使いと会う

タイトルにもあるように今回はアリスが登場します!

僕は今森を歩いている。

ミロさん曰くここは魔法の森というところらしい。


なぜ僕たちが魔法の森を訪れているかというと、少し前に戻る。



〜少し前〜


僕たちは紅魔館から無事抜け出した。


異変とやらを解決する人たちが来たらしくて、館の中はガバガバだったので簡単に出ることができた。


「さて、ミロさんアリスさんって人はどこに住んでるんですか?」


「え?魔法の森に家建てて住んでるよ?でもなんでアリスの家に?」


不思議そうにこちらを見る。


「ミロさんのその体を作った人はアリスさんだって言ってましたよね?」


「そうよ、アリスは人形使いだから、人形を作るのが上手なんだぁ!」


「だったらそのアリスさんに頼めばミロさんの好きな見た目に作り直してもらえるのではないかと考えたんです。」


「なるほどね!確かにこの見た目も可愛いけど…アリスの持ってる人形と同じ見た目だから、特別感を出したいな!」


とても元気そうだ。体を作ることによってストレスが減り狂気が薄れていくかもしれないと言う考えは正しかったのかもしれませんね。


「そうと決まれば早速行きましょうか!アリスさんには迷惑かもしれませんが一応話は倒しておきたいですし。」


正直いきなりお邪魔して快く人形を作ってくれるとは思わないが、その時はお手伝いでもして作ってくれるようにしようかな。


「よし!道案内なら任せて!魔理沙から場所は聞いたことあるの!」


聞いたことあるってことは行ったことはないんですよね?

少し心配だ。




そして今に至る。


おそらく…というよりこれは絶対迷ったやつだ。


「あ、あれ?この辺に家があるって魔理沙が…」


首を傾げながらミロさんがオロオロしてた。可愛い


「うーん…困りましたね?」


「鏡夢ごめんね!わからなくなった!」


ミロさんは潔く短い手を合わせて謝って来た。


「いえいえ、大丈夫ですよ!飛べば見下ろせるし探しやすくなるかもしれませんよ?」


「そっか!」


なんて会話をしていると、どこからともなく…


「あなたのそれ!完全自律型人形じゃない!!!!」


そんな女性の声が聞こえた。


気がつくと目にも留まらぬ速さでミロさんを抱える女性が目に入った。


「やっぱりこれ!完全自律型人形じゃないの!ようやく見つけたわ!成功例を!ねえ!きみ!どうやって作ったの!いえ!それだけじゃないわ!素材に使った魔法それに、それに…」


興奮しているのかミロさんをあらゆる角度から観察していてミロさんの目が回っている。


「あう、あう、あう、」


「あの?落ち着いてくださいね?」


我にかえったのかその女性は頬を赤らめて、


「ご、ごめんなさいようやく完全自律型人形の成功例を見つけたからつい興奮しちゃって…」


「あ、でも多分ミロさんは完全自律型人形?ではないと思いますよ?」


ミロさんは人形に魂を定着させたものだから、この女性の言う完全自律型人形とは違うと思った。


「えぇと…とりあえず自己紹介からしませんか?僕は浄玻璃鏡夢といいます。」


話をつなげるために自己紹介をする。


「私はミロ!ミロワール・スカーレットよ!」


続けてミロさんが名前を言う。


「私はアリス、アリス・マーガトロイドよ」


今アリスって…


「あ!あなたがアリスさんですか!会えてよかったです!探してたんですよ!」


「え?私を?どうして?」


「実はアリスさんに人形を作ってもらいたくて…」


「なるほどね、だったら家の中で話しましょうか。」


「ありがとうございます!」


こうして鏡夢とミロはアリスの家に招待されました。

今回は短めですかね?

次回、アリスに人形を作ってもらいミロの見た目が変わります!前話で、見た目変わらないかもとか言ってたのに、変わるの早いなぁ

それでは次のお話で会いましょう!

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