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東方付喪鏡譚  作者: YORUTUKI
15/18

鏡夢の仕事

前の投稿からかなり日が経ってしまいました

キャノンボールが楽しいです。すみません・・・

次からもう少し早く投稿できるようにします

「さてと・・・とりあえず人里を見回りましょうかね」


僕は与えられた仕事をこなすためにどこかでいざこざがないか見回りをすることにした。すると遠くから・・・


「食い逃げ犯!待ちなさい!」


食い逃げか・・・これもいざこざですよね?

よし、


「そこの人止まってください」


僕はこっちに向かって逃げてくる男性の前に立ちはだかる。

相手は大人だ付喪神とはいえ僕の小さい体だと突き飛ばされるだろう、なので体に霊力を纏い体を強化する。


「どけ!このガキ!」


男性は僕を突き飛ばしたが全く怯むのことない僕と衝突した。


「何だこのガキ!?」


「食い逃げは良くないですよ?お兄さん」


そのまま男性を押さえつけた。


「は、離せ!」


「そこの君!ありがとう!」


女性店員が走り寄ってきた


「いえいえ、これも仕事ですから」


「やはり君か!鏡夢くん!」


声のする方に向くと慧音さんがいた。


「騒ぎを聞きつけたのでな、駆けつけてみたら男が女の子に押さえつけられてるんだからな、びっくりしたよ」


「僕は男ですよ・・・間違えないでくださいよ・・・」


「そうだったな、すまないすまない」


これ絶対また言ってきますね



男性を引き渡したり色々したあと慧音さんに呼ばれた


「霊夢から話は聞いたよ、君が警備してくれるのなら力強い、私と妹紅だけだと手が足りなくなる時もあるからな」


「そう言っていただけて嬉しいです」


「そういえば、阿求が君のことを呼んでたぞ、それを伝えようと思ってな」


確かに阿求さんが暇があったら来て欲しいって言ってたな、


「そういえば来て欲しいって言ってましたね、なんの用事ですかね?」


「まぁ、十中八九幻想郷縁起だろうな」


幻想郷縁起?


「あ、幻想郷縁起っていうのは幻想郷に住む妖怪たちについて書かれた絵巻だ」


「僕のことも書いてくれるんですか?」


「そうだと思うぞ、まあ行ってみるといい」


「わかりました。行ってみます!それでは!」


「うん、これからも里を任せたぞ」


「はい!」


こうして慧音さんと別れ、阿求さんの家に向かうことにした。


阿求さんは有名人らしく、道行く人に聞けばすぐに場所がわかった。



〜阿求宅〜


ここが阿求さんの家か・・・

「立派だなぁ・・・」


ガラガラ


「阿求様!お待ちください!」


「今人里に鏡夢さんがいるそうです!すぐに向かいます!キャッ!」


勢いよく飛び出してきた阿求さんとぶつかってしまった。


「危ない!」


即座に阿求さんの手を掴み引き上げた。


「あ、」


勢いよく引き上げた反動で阿求さんが抱きついてきた。


「え、あ、あの・・・え?」


阿求さんの顔が真っ赤になっている


どうすればいいのかわからずお互い抱き合ったまま数十秒・・・


「はっ!す、すみません!急に飛び出ちゃって!きょ、鏡夢さんいたんですね・・・」


「あ、はい・・・慧音さんに言われて・・・」



〜座敷〜


女中さんに案内され座敷まで来た。


阿求さんは筆を手に持ち、


「さて、いくつか質問させていただきます。幻想郷縁起は種族や能力、特徴などを書いてあるんです。」


「わかりました、なんでも質問してください」


「まずは名前と種族と能力を」


「浄玻璃鏡夢、種族は付喪神、能力は真実を映し出す程度の能力」


「ふむふむなるほど、ちなみになんの付喪神ですか?」


「浄玻璃の鏡です」


「浄玻璃の鏡が付喪神化するのは例がないですよね・・・なにか変わった所とかありますか?」


変わってるところか


「そうですね、鏡の特性をこの体でも使えるっていうの妖力じゃなくて霊力が使えるってところですかね?」


「そうなんですか!そういえば人里に妖怪が現れた時もなんか光線を出したって慧音さんが言ってました」


あのときか


「あれは太陽光を限界まで集めて反射させたんです」


それによってたくさんの妖怪を焼き殺しましたね


「そんなことが・・・凄いですね・・・」


「他に聞くことありますか?」


「そうですね、人間についてどう思ってます?」


人間について・・・?あぁ、危険度調べるのか


「そうですね、悪い人には相応の罰を、善良な人には特に何も・・・むしろ助けます。こんなのでいいですか?」


「はい、大丈夫です!ご協力ありがとうございます!」


「いえいえ、こんなので良ければいつでも、ミロさんも紹介した方がいいですか?」


「あ、出来ればお願いしたいです!」


「わかりました、近いうちに連れてきます!」



〜帰り道〜


「見回りってこんな感じでいいんですかね?」


阿求さんの家を出てからとりあえず人里をぐるっと回った。特に問題はなかった。


「お、鏡夢くんじゃないか」


慧音さんが手を振っている。


「あ、慧音さん」


「どうだった?」


「幻想郷縁起で質問されました。」


「やっぱりそうだったか、おっと紹介しておこう彼は幻想郷に迷い込んだしまった外の人間で加藤力也くんだ」


「どうも、こんばんは」


・・・この人、ただの人間じゃない

例えるならこの前の怨霊に取り憑かれた霊夢さん


とりあえず平常を保っておこう・・・


「こんばんは、幻想郷に迷い込んじゃうなんて災難でしたね・・・」


「そうですね・・・僕には親がいなくて祖父母と住んでるんですけど、心配してますよね・・・」


「うむ、できるだけ早く帰れるように手配しておくから安心してくれ」


「慧音さんよろしくお願いします」


「君の家の場所はここに書いてあるからしばらくここを使ってくれ」


「ありがとうございます!それでは僕はこれで、慧音さん、鏡夢くんおやすみ」


「あぁ、しっかり休めよ!」


嫌な予感がする・・・つけてみるか・・・


「・・・おやすみなさい」




〜魔法の森〜


加藤力也さんを追ってきたのだがなぜ彼は魔法の森に来たのだろうか・・・


「さて、ここなら誰もいないな」


彼はそう呟いた


「いるんだろ?浄玻璃鏡夢」


バレてたか


「いつから気づいてました」


「最初から、まあこれは君を誘導させる罠なんだけどね?」


罠?


「作戦通り連れてきたぞ、やっちまえ」


暗闇から2人の人影が歩いてきた。


「分かった・・・あたいにまかせてよね」


「殺していいのか〜?」


「お前ら口調変わったな、俺の1部を取り憑かせてるってのに」


「体の主の性格、態度によって変わっちゃうのだ」


「そうか、まあ影響はないだろう」


この2人って・・・霊夢さんの時に逃がした妖怪と妖精・・・


「こいつの体は加藤力也、能力は「能力を強化する程度の能力」だ。それによってこいつらの能力を強化してある」


「あたいは氷の妖精チルノ・・・能力は全てを凍らせる程度の能力だよ」


「私は常闇の妖怪ルーミア、能力は暗黒を司る程度の能力だよ」


加藤力也は空を見上げて


「いい満月だな・・・今夜はハクタクの真の力が発揮されるときだ、ハクタク・・・そう上白沢慧音の歴史を壊す能力がな」


そんな・・・まさか!


「慧音さんからはお前の気配を感じなかったぞ!」


「当たり前だろ?俺の体はあえてわかりやすくしたんだよこれも作戦だからな」


「早くいかないと!」


後ろを向くと


パキパキ・・・


氷の壁がそり立っていた


「逃がさないよ、あたいの氷で芯まで凍らせてあげる」


慧音さんに取り憑いてハクタクの力を使って何を壊すつもりなんだ・・・まさか・・・


「お前・・・幻想郷を歴史から消すつもりか?」


加藤力也は不気味な笑みを浮かべ


「正解、さすがは真実をみる鏡だな!」


「なんでそんなことを!」


「俺は人間が憎い、人間が嫌いだ、人間たちは妖怪に化け物に震えていればいい!この世界を妖怪たちを使って支配する。そのためにこの幻想郷にいるヤツらは邪魔になるんだよ・・・だから手っ取り早く歴史から消し去る。合理的だろ?」


「そんなこと・・・させるわけないだろう!はぁ・・・まさか仕事初日からこんな大仕事をすることになるとは、お前を倒す!」


「やってみるがいい!」



浄玻璃鏡夢


種族、付喪神


能力、「真実を映し出す程度の能力」


危険度、中


友好度、高


浄玻璃の鏡の付喪神という非常に稀な例である。

博麗霊夢を倒すほどの実力を持っているので危険度は中に設定しておく、まだよくわからないことが多いので内容は変わるかもしれない、友好度は高いので悪事を働かなければ話し相手になってくれるような優しい人物だ。今は命蓮寺に住んでいて人里の警備と結界の維持をしてくれている。

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