ミロの行方
学級閉鎖になりました・・・(´ω`)トホホ…
だからといって投稿が増える訳ではありませんが、これからもよろしいです!
「よしっ!まずは門の前を掃除しよう!」
「はい!」
僕は今、命蓮寺の門前で掃除を言い渡された。各妖怪に色々なところを分担して掃除させているらしい。
ここを担当しているのがやまびこの妖怪の幽谷響子さんだ。
〜数十分後〜
「いや〜、鏡夢くん掃除上手だね〜」
「いえいえ響子先生の教えの賜物ですよ〜」
「そう言えって貰えると嬉しいね〜!」
響子さんとはすっかり仲良しになった。
「今日はもう終了〜!あとは自由時間ね!」
「はい!」
寺といってもすることが少ないてっきり写経とかしないといけないかと思ってたけど参加したい妖怪だけ参加するらしい。
そんなことを考えて廊下を歩いていると・・・
「あら、鏡夢さんじゃないですか、お掃除は終わったんですか?」
「はい!終わりました!」
「そうですか、お疲れ様です。・・・そういえば、昨日一緒にいたあの人形さんはどこに行ったんですか?ずっと気になっていたんですよ。」
ミロさんのことか・・・
「そういえば、言ってませんでしたね、紅魔館のパチュリーさん?でしたっけ?あの人がいま人造人間について研究してるらしくて・・・」
話はまた昨日の宴会までさかのぼる。
「あなたが浄玻璃鏡夢ね!私の名前はレミリア、レミリア・スカーレットよ!」
羽の生えた少女が話しかけてきた。
「あ、こんばんは僕は浄玻璃鏡夢です。」
「よろしく、早速だけどそっちの人形について話を聞きたいの。いいかしら?」
フランさんに話を聞いてこの人形が分離した魂だと予想したのだろう。
「はい、別に構いませんよね?ミロさん」
「う、うん・・・わたしはミロワールです。」
「あなたがフランから分離した魂ね?」
「は、はい・・・」
「そんなに緊張しなくてもいいわ、フランから分離したんだもの立派な私の妹よ」
レミリアさんはそう言った。その瞬間
「ほ、本当!?」
ミロさんの表情が晴れやかになった(表情が変わらないので分からないが)
「そうそう、鏡夢だっけ?あなたに提案があるのよ」
レミリアさんが僕に話を振ってきた。
「提案ですか?」
「ええ、その人形の体だとその子も不便だと思うの」
「それなんですよ、体を用意できないのでアリスさんにオーダーメイドで人形を今作ってもらってるんですけど・・・やっぱり不便だと思うんですよね・・・」
「そこで提案よ、うちのパチュリーがいま人造人間について研究してるらしくてね?魔術で生命を創るのは禁止されてるの、だから体を造っても不備がないかとか確認できないらしいのよ・・・」
「だからその子に体を造ってあげたいの、もちろん私が研究したいってのもあるけど、もちろんレミィの妹なんだから丁重に扱うわ」
紫髪のジト目の少女が話に割って入ってきた。
「あなたがパチュリーさんですか?」
「ええ、そうよ、ミロだったわね?あなたの意見を聞きたいわ」
質問はミロさんに向けられた。
「わ、私は・・・今の体でもいいけど、人造人間ってどんなの?」
不安そうに言った。
「そうね、そこらの人間とは変わらないわ、あなたのために背中に羽とそれを動かす筋肉を付ければレミィやフランのように飛べると思うわ、」
なかなか悪くない話だと思うがミロさんはどう思うだろうか?
「私は、その体がいい!アリスには悪いけどみんなと遊びたいし、鏡夢の隣を歩きたい!だから!パチュリー!お願い!」
「あら?うちの妹に好きな人ができるなんてね」
好きな人って僕のことか!?顔が熱くなる。
「顔赤くしちゃって、咲夜!話はついたわよ!」
「そうですか、それでは鏡夢様、しばらくの間ミロワール様を紅魔館でお預かりします。」
いつの間にかメイドさんがいた。
「そういう事だから帰るわよ!」
レミリアさんが手を振って空を飛んで言った。
「諸々完了しましたら、命蓮寺までお迎えにあがりますので・・・」
「鏡夢!また今度ね!」
ふぅ・・・なんか疲れた・・・レミリアさん・・・すごいカリスマオーラだったな・・・
「・・・なんてことがあったんですよ」
「なるほど・・・そんなことが・・・」
「聞きたいのですが聖さんからみて人造人間・・・体だけとはいえ生き物を造るという行為についてどう思ってるのかと・・・」
「そうですね・・・私は良いと思います。なぜならそれは人を助けるための行為なのだから、もし魂まで造ったとしてその造られた子はどう思うか・・・というのが大切だと思うのです。今回のミロさんの場合はみんなと一緒になりたいという思いがあるようなので私は快く受け入れます。」
なるほど・・・その造られた子が自分をどう思うかが大切なのか、
「ありがとうございます!」
「あら?もうよろしいですか?」
「はい!話を聞いてくださりありがとうございました!」
「鏡夢くん!お客さんだよ!」
メイドさんがいた。
「鏡夢様、お嬢様とパチュリー様が準備が出来た・・・と、」
「メイドさん!わざわざありがとうございます!それじゃあ聖さん!行ってきます!」
「ええ、行ってらっしゃい」
と思った次の瞬間・・・目の前に真っ赤な屋敷が建っていた。
「ええ・・・?」
何が起こったのか確認するべく、メイドさんの心を読んでみた。
(ふう・・・鏡夢様を驚かせたいと思って時を止めた状態でここまで連れてきたけど、さすがに疲れたわね・・・この子自身は軽かったけどね)
いや、なにしてんのこのメイドさんは
まあいいや、僕はレミリアさんの部屋の前まで連れていかれた。
コンコンコン・・・
「お嬢様、失礼します。」
「さくやぁ〜!パチェったら酷いのよ!初心者相手に容赦なくボコボコにしてくるの!」
どうやらチェスをしていたらしい・・・というよりこの前のカリスマオーラは何処へ・・・
レミリアさんが僕に気づいたらしく、
「ハッ!・・・よ、よく来たわね!準備は出来たわよ、」
「そ、そうですか・・・ありがとうございます!」
「お姉様って弱いのに何回も挑んでくるんだよね〜」
「へ〜そうなんだ!」
「「あっ!鏡夢!」」
フランさんとミロさんが仲良さそうに話していた・・・
「ああ、あの二人ね?仲直りしたの、お互いに非があったってことで・・・って誰が弱いって!?さあかかってきなさい!今度こそ勝つんだから!」
よかった・・・正直二人の関係の方が気になっていたのだ。
「さて、全員揃ったわね?」
パチュリーさんが立ち上がった。
そして、ベッドにかぶさっていた布をどかすと・・・
「これが出来あがった体よ」
その容姿はくるくるとパーマのかかった髪型で髪色は金と紫が交互になっている。背中から生える翼はレミリアさんの翼にクリスタルのようなものがぶら下がった感じでレミリアさんとフランさんを混ぜた見た目だった。
「これが私の体!」
「見事に私とフランが混ざってるわね」
「魂の定着を行うわ下がっててちょうだい」
そう言って呪文を唱え始めた、部屋が紫の光で満たされその光が消えたときベットの上に座る1人の影があった。
その少女はきょろきょろと周りを見渡し、自分の体を見回した。
そして一言、
「鏡夢・・・私どんな感じ?」
どうやら成功したようだ。
「ふう・・・成功ね」
と、疲れた様子でパチュリーさん
「やったー!フランにも妹ができた!」
と、フランさん
「2人目の妹ね・・・」
と、レミリアさん
「・・・」
さくやさんが何も言わない様子なので心を読んでみた・・・
(あぁ・・・お嬢様と妹様だけでも愛くるしいのにさらにもう出来ちゃった!ああ!もう!尊い!尊いわ!ここは我慢するのよ咲夜!ここは完全で瀟洒な従者を貫くの!)
・・・見なかったことにしよう
「ミロさん、とても可愛らしいと思います」
「そ、そう?えへへ」
ミロさんが顔をあからめる。
ヒューヒュー!とフランさん
妹に先を越されるなんて・・・ぐぬぬ・・・
レミリアさんが小声で何か言っている。
「ねえ!鏡夢!今住んでるところはどんな感じ?」
「とってもいいところです!ミロさんも歓迎して貰えますよ!」
「じゃあ早く行こう!」
「あら?もう行っちゃうの?」
パチュリーさんが少し寂しそうに言う
「ええー!泊まっていこうよ!」
フランさんも寂しそうだ。
「まあいつでも来れるんだから、無理に止める必要もないわ、咲夜見送ってきなさい。」
「かしこまりました。帰り道はこちらです。」
帰り道、ミロさんと並んで帰った。
2人手を繋いで・・・
なんというか・・・ミロと鏡夢のいちゃいちゃものになりそうな気がしてきた・・・
いっそのこと付き合わせた方がいいかな?
最後まで読んで下さりありがとうございました!
ではでは!次のお話で!




