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参「狂愛夢と憎」




―「姉ちゃん。ごめんね。今まで気づかなくて」


「...え?ど、どうしたの?」


「...昨日言ってた「お姉ちゃんから離れないで」って。僕、絶対お姉ちゃんから離れないから。

 どんなときでもお姉ちゃんを見て、離れないでいるから...」




なんだか、想い通りにいってすごく嬉しい気持ちと狂気が溢れて

感情も判んなくなって。

いきなりすぎたから、それは。













    狂

愛   愛   愛  

愛   愛   愛

    狂      

  愛   愛

    狂      

  愛   愛

    狂









狂 愛


狂 愛 。











狂狂狂狂狂狂狂狂気に包まれ、弟に身を委ねた。





―「…っ……ゆ……」




 とてもとても嬉しかったのに、それは『夢』…。

 それはそれは哀しかった。



  正夢に為ってほしかった、けれど、どうしても成らなかった。



 何かそんな弟が憎かった。

 でも、憎んじゃいけない…分かってる。


 解ってるけど、憎くなって。夢なのに…




 

 自分の気持ちが狂ってゆく…







 ―欲しい。


 ―欲しくなった。


 ―欲しい。


 ―欲しい観たい観たい欲しい欲しい観たい。


 ―どうしても観たい。欲しい。





 ―「あ、姉ちゃんおはよ」


「……」


「…ね、姉ちゃ…」


  「…おはよう」



これを機に家族との会話も少なくなり、私は欲しくて観たくて、作戦を立てるのに時間をかけた。

そう、観たくてたまらない。

そして、欲しいのだ。



血 が 。   




もう、欲しくて観たくて…


狂気で…

狂気で…


狂気 で…

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