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ぼっち充  作者: その辺の人
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帰り道その三

いやあやばい。なんで俺こんな待ったんだろ。図書館にあるラノベほぼコンプリートしちゃったんですけど。もうこれで俺もラノベ博士ですわ。

さてさて、現時刻を確認しよう。7時半だ。うん。始業式12時に終わってんのに7時半。絶対これ母ちゃんに問い詰められるパターン。そして友達と遊んでたーって言って自滅するパターン。え?自滅するって分かってたら言わなきゃいいじゃんって?お前それ真実を知った母ちゃんのあのなんとも言えない顔を想像した後でも同じ事言えんの?

てかさあ、こっから家まで二時間なんですわ。しかも自転車。なんで俺自転車通学にしたんだろ。頭おかしいでしょ。自転車通学だったら何か出会いがあるかもとか考えてたあん時の俺を誰か殴らせて。


もう無。無です。俺の心の中今無心。悟り開けちゃいそう。只ひたすら無言でペダル漕いでる。しかも強風向かい風。追い風の奴らくたばればいいのに。

いや待てしかし。今この時間帯に下校してるって事はそれ即ち運動部なわけでそれ即ちリア充が多いわけで即ち俺今リア充に見えてんじゃね?やっべ俺リア充になっちまったよどうしよう。明日からもてまくっちゃって困っちゃう。

本日二回目の妄想入っちゃいますか?。今度はどのアニメの世界入ろうかなあ。というか救おうかなあ。でもなんかどのアニメも救い飽きたんだよね俺強えし過ぎた。


結局音楽聴いてました。良い子のみんな、絶対に真似するんじゃないぞ。

はいそこのリア充は是非真似てさっさと牢屋に入りましょうね。

で、だ。家に着いたわけですよ。まあ色々言い訳なり考えたよ?めっちゃ考えた。少なくとも100回は頭がオーバーヒートしたね。まるで人間電子レンジ。

でだよ?なに大人のデートしてくるって。なにそれ俺聴いてない。

まじないわあ。まさかの俺の両親もリア充だったわ。てかリア充じゃないと俺産まれてないわ。いや別に両親に嫉妬したりしないよ?でも少なくとも家の鍵は開けておいて欲しかったかな。俺鍵ないんですけど。野宿しろって言うんですか家の前で。何それ斬新でかっこいいわ。よ!パイオニア!!。


まじないわあ.......

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