表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ぼっち充  作者: その辺の人
6/17

帰り道その一

何て言うのかね、一発でビビッときたね。俺はサッカー部に入るべきでないね。だってこの高校サッカー強いもん。強豪チームでベンチよりは弱小でレギュラーがいいっす。じゃあなんでこの高校きたんだよ。知りません。

にしても、だ。まあ下校時に部活動見学されるというのは別にいいんすよ。ただね、この友達と一緒にってなんなんすかね。なにこれ俺は部活動するなと?ここ文武両道が売りな高校だと思うんだけど如何かね。はい校長論破いたしました。

てか校長って誰だろ。どんな顔だろね。中学の校長はすごかったなあ。なんかもうはっちゃけてたね。小学生の校長はぱなかった。集会で延々吾輩は猫であるについて熱く語ったのは後にも先にも彼一人。そうナンバーワン。そいやナンバーワンって響きいいけど言い方としてはオンリーワンもあるわけで。オンリーワンって一人だけで。つまりぼっちなんだよね。だからオリンピックで優勝するような人皆ぼっち。ぼっちだけがぼっちの苦しみがわかる。何これ俺選手の心のケア担当待った無しじゃん就職決まっちゃったよ参ったな。さっき医学ノーベル賞とったばっかなんだけどなあ。人気者は困っちゃうぜ。

にしても暇。だって俺見学してないもん。帰りたいけど校門は何故か教師が塞いでるし。どうしよ。

あ、帰宅部なんてどうですかね。しっかり部活動ですわ。そうとなれば早速見学して体験入部しないとだわ。

いやダメだ。この高校リア充じゃないと帰宅部入れねえわ。だって一緒って事はともに帰る人居ないとじゃん。え、俺どうすりゃいいの。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ