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ぼっち充  作者: その辺の人
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入学式その四

「はいじゃあ自己紹介に移りたいと思います。1番に人から順番にお願いしたいんですが...。いや面白くないのでじゃんけんで負けた人の列からいきましょう。」

いやあ先生ナイス。これで俺にも考える時間が与えられたよ。しかし一体どうするか。なにをかって?愚問だよ君。小学生からやり直すといい。

もちろん自己紹介だよ。果たしてオタクをバラしていくかそれとも無難な挨拶でいくか。それもと奇を狙っていくか。しかしこいつは周りの出方を見てからだよな。勝手に選んで自滅などは愚の骨頂だよ。それはそうとしてさっきの小学生からやり直すといいっていう台詞かっこよくねいや絶対かっこいいわ。

しかしわからぬ。今もう自己紹介始まっちゃってるけど。どうすればいいんだよ。さっき愚の骨頂とか言ってたけど俺周りの出方見ても何が正解か全くわかんないんだけど。え、どうするのこれ。誰か助けてよ。


やってもうたわ。うん。やってもうた。良い子のみんなはお兄さんが言いたい事がわかったかな??つまりは大失敗さ。

いやあ自己紹介ってむずくね。なんかもう目も当てれない悲惨な状況だったんだけど。先生の苦笑いがとても心に刺さった。

次って何するんだっけ。わかんねえや。わかんないから友達に聞こうと思えれないところ俺って負け組。

負け組だって頑張って生きてるわけですよ。いやほら、縁の下の力持ちってよくいうだろ?あれと同じなんだよ。あえてぼっちになることによって皆が友達になりあえるというなんとも自己犠牲極まりない涙無しでは語れない事をしてるわけなんです。そうしないと世界滅んじゃうんですよ。俺の魔法ぼっちじゃないと最大限のパワー出せないんだよね。うん。世界最強な魔術師な俺にも弱点ないと妄想捗らないよね。

しかし最近妄想もマンネリだよな...。大抵俺つええええしてるからかなあ。たまには俺よわあああああしようかなあ。いよ!妄想のパイオニア!おうやっちまった。また新たな二つ名増えちまったぜ。全く困っちゃう。

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