表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ぼっち充  作者: その辺の人
3/17

入学式その二

さてさて、次は教室だがここで自己紹介の内容を決めるのは愚者の骨頂であるといえる。何故ならもう隣にクラスメイトがいるのだ。ここは自分から積極的に話しかけて自分が絡みやすい奴という印象を植え付ける方が先決とみた。

どうやって植え付けるんだろ。いや話しかけるんだろうだけど。何話せばいいんだやっぱ天気かいやそれだと話が全くふくまらない気がするぞならば春休みの過ごし方なんてどうだいやそうすると踏み込み過ぎか?

一体何が正解なんだ....。あ!これを聞けばいいと思うぞナイス案だ俺どうだ最高じゃないかいや最高じゃないだろただの変な奴だいやしかし早くしないと教室についてしまうそうか無難に中学時代なんてどうだろうかそうかなるほどその手があったか変に思われたら校則とかけてパイオニアといえばいいな最高だろこれでは早速はn

「はいここが皆がこれから一年間過ごす1ー1の教室です。出席番号順に座って下さい。」

うわまじかあついちまったよおどうすんだよお誰だよ悪いの俺だよ悪いの殴りたいとこだぜ何それ俺Mかよ。

まあ仕方ない。ここからだ。ここからならまだ取り返しがつく。最初はやはり提出物回収から始まるだろならばここで爽やかにすれば最高じゃねえか?ああ最高だ流石俺帰りにじ◯がりこ奢ってやるようわ俺イケメン。

「はいじゃあまず、この契約書というか...とりあえずこういう紙を後ろから持ってきて下さい。」

え、待ってそれって...あああったぞふふふ持ってこないなんていうへまはしないさ。昨日1000回確認したからな。

「じゃあ次....これで。しっかりボールペンですよ」

は!?ボールペン!?待ってくれシャーペンでしか書いていないぞやめてくれああまだ来ないでくれ今から急いで書くから!!

「.........................」

.......早くも二回目だよ泣きたいのは。無言が辛い。ごめんねうん本当に次からは絶対大丈夫だからじっと微動だにせずに俺を見るのをやめておくれよ頼むよ...。

「皐月君早く紙を..ああそういう事ですか」

そうなの先生そういう事なのわかってるのだから折角引っ込んだ涙をほじくらないで。


いやあ死ぬかと思ったいや死にたい屋上何処かないや屋上は上に行きゃあるかあら入り口あるかなかあれこれいつかツッコミで使えるかも覚えておこう。

それにしても死ぬかと思った。なんとか今回収終わったけどさ。これマイナスの印象だよね。これでプラスの印象って難しいよねどうしようか誰かそうでないと言ってくれ言ってくれる友達はいないの?いやいないわなだってまだ友達0だもん

いや待て俺。そう自分を卑下するでない。まだ大丈夫まだ取り返しつくさ。



そう..信じたいよね....。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ